ニュースリリース(2013年)

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2013年10月3日

「プロトタイプ モデルハウス」 「ウッドタイル ボーダータイプ」 「耐震・制震ダブル工法」
「2013年度 グッドデザイン賞」受賞
~ 木の魅力と可能性を追求し、環境に配慮した安心の住生活を提案 ~

  住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2013年度グッドデザイン賞において、当社グループの3件が受賞したことをお知らせいたします。

  受賞した3件は、①同一のプラン、外観で全国の住宅展示場で建設するモデルハウスの推奨タイプ「プロトタイプ モデルハウス」、②フロアや階段材を製造する際の端材や焼酎の醸造廃樽を加工し、内装化粧材に仕上げた「ウッドタイル ボーダータイプ」、③グループ会社である住友林業ホームテック㈱(社長:髙桐 邦彦  本社:東京都千代田区 住友林業㈱100%出資)による、耐震技術と制震技術をあわせた「耐震・制震ダブル工法」です。本賞受賞は、住友林業グループとしては4年連続の受賞となります。
  今回の「グッドデザイン賞」受賞を通し、今後も住友林業グループは最新の技術を活かし、木の魅力と可能性を追求し、環境に配慮した安心の住生活を提案してまいります。

【受賞の概要】

①プロトタイプ モデルハウス / 住友林業㈱

「プロトタイプ モデルハウス」は、外観や間取りなどのコンセプトに統一感を持たせたモデルハウスの推奨タイプで、世帯設定は単世帯プランと二世帯プランを用意している。同一のモデルハウスを全国の拠点で展開していくことによって、デザイン品質を向上させ、ソフト・ハードの両面において高品質な住宅を供給していくことを目的としている。

<特長>

ⅰ 同一スタイルのモデルハウスを全国で展開

2013年1月にオープンした新百合ヶ丘展示場(神奈川県川崎市麻生区)を第一弾として、本コンセプトのモデルハウスを全国各地で展開しており、本年9月末時点で26ヵ所設置している。

ⅱ 住友林業らしさを表現した木質観あふれる住まい

外装には当社らしさを表した木製外壁とタイルを組みあわせ、また間取りからカラーコーディネート、インテリア、外構まで考慮したデザインとしている。モデルハウスの庭部分には、「五感とからだを育む庭づくり」をコンセプトとした庭の設計提案「ハグくみの庭」のアイデアの一部を採り入れており、庭づくりも含めたトータルな住まいづくりを訴求している。

ⅲ デザイン品質を向上させ、高品質な住宅を供給

モデルハウスのスタイルを統一することで、外観や間取りなどのデザインの品質を向上させることができ、ソフト・ハードの両面において高品質な、快適で心地よい住空間を実現することが可能となる。

<公開コメント 抜粋>

徹底して木材活用を基盤とする住宅の規格構法を追及する応募者ならではの、ビッグフレーム構法による一軒ごとの住宅の個性化と構造部材の量産化との両立を図った巧みな提案であり、高く評価された。この構法を用いたデザインにはより一層のオリジナリティを発揮させる可能性がある。

②ウッドタイル ボーダータイプ / 住友林業㈱

長い時間をかけて育った木を最大限に活用すること、また貴重な銘木を多くの方に使っていただくことを目指し、破棄される銘木の端材を活用し、シンプルな壁材に仕上げた。再生可能で人と地球にやさしい自然素材である木を活かして事業を展開する当社グループならではの商品となっている。

<特長>

ⅰ 貴重な銘木を再活用

フロアや階段材を製造する際の端材を再活用して細いウッドピースへ加工し、木質パネルへ組み込み内装化粧材に仕上げた。ウッドピースは木質建材の端材、オーク、チーク、メイプル、ウォルナット、チェリーのほか、本格焼酎「いいちこ」の一部で使用された醸造廃樽を解体し、リサイクルした樹齢100年以上のオーク材も用意している。

ⅱ インテリアや用途にあわせた商品を選択可能

5樹種7色を用意し、子供部屋には明るい樹種が穏やかな空間を、寝室には深みある樹種で落ち着いた雰囲気を提供できるなど、インテリアや用途にあわせて商品を選択することが可能。

ⅲ 環境配慮から生まれた商品

端材については、木質系住宅関連部材および住宅設備機器の製造販売をおこなう住友林業クレスト㈱が当社向けに製造したフロア材や階段材の製造工程で生じたものを活用しており、環境への配慮から生まれた商品である。

<公開コメント 抜粋>

同商品は天然素材としての特性を活かしつつ、焼酎の醸造樽の解体材を再利用したり、様々な樹種の無垢材を使用しながら、端材や再生材料の活用に新しい用途を見いだしている点においても高く評価する。自社製品の加工プロセスで排出される端材を再利用して製品化することで、木材を専門とする会社としての社会規範にも繋がる有意義な取り組みであり、これからの木材産業の大きな指標となる点も評価した。

③ 耐震・制震ダブル工法 / 住友林業ホームテック㈱

耐震性の低い木造軸組工法の建物を住友林業ホームテックオリジナルの耐震技術である「REP工法」を用いて、耐震診断による構造評点1.0以上に耐震補強を行い、さらに新たに開発した木造軸組工法専用の「制震ダンパーS型」を設置することで、制震補強を施し、耐震性能を高めた工法である。

<特長>

ⅰ 耐震と制震を組み合わせた二重の安心

オリジナル耐震技術により、地震による.建物の倒壊を防ぐだけでなく、制震装置による揺れの低減により、家具転倒による二次災害の発生を抑えるとともに、建物の損傷を抑えることができる工法で二重の安心を提供している。

ⅱ 施工のしやすさ

オリジナル耐震技術「REP工法」は、既存の建物をなるべく傷めず、工期やコストを抑えることを考慮し、開発している。新たに開発した木造軸組工法用の「制震ダンパーS型」についても同様で、従来の制震ダンパーと比較して、高さ寸法を抑えたことで出入り口等の開口部の上部へも設置が可能となり、天井や床を解体せずに設定することができるため、当該部分の解体を必要とする従来の方法と比べてコストや工期面においても設置しやすい仕様となっている。

ⅲ 設置効果

耐震・制震ダブル工法は、第一に耐震補強をすることで、建物の揺れ幅を約30%~40%低減、さらに制震ダンパーを設置することで、揺れ幅を約50%低減することが可能となっている。

<公開コメント 抜粋>

阪神大震災や東日本大震災以降、木構造住宅において、様々な耐震、制振装置が開発されてきた中で、この装置は、高さ方向のサイズを小さくすることによって、既存住宅の耐震補強をより簡易に行いやすくなった点が優れている。
さらに柱に取り付ける部品と耐震・制振部品とに分かれており、構造用合板のサイズ調整によって既存建物の柱間寸法の変化にも対応できる点も優れている。

■「グッドデザイン賞」概要

「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より(財)日本産業デザイン振興会(現 公益財団法人日本デザイン振興会)の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたって新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。

以上

《本件に関するマスコミお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 服部・佐藤
TEL 03-3214-2270

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