ニュースリリース(2014年)

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2014年12月17日

兵庫県伊丹市において
伝統的な町屋をイメージした木造飲食店舗を竣工
~タリーズコーヒーとイタリアンレストランが出店~

  12月10日、住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、兵庫県伊丹市において町屋をイメージした木造飲食店舗を竣工いたしましたのでお知らせいたします。

外観写真

  このたび竣工した本店舗は、オーナーである伊丹産業株式会社(社長:北嶋 一郎 本社:兵庫県伊丹市)より、周囲の景観と調和し、再生可能で環境にやさしい自然素材である木を使った和風の建物にしたいとの要望をうけ、当社が設計、施工をおこなったもので、タリーズコーヒー(運営:伊丹産業ビバレッジ株式会社)の他、イタリアンレストラン(運営:伊丹シティホテル株式会社)が出店予定です。

  設計は、当社住宅事業本部において難易度の高い物件を扱う設計集団デザインパートナーグループと、店舗や公共施設といった非住宅の木造化・木質化を推進する木化営業部が協同で担当し、施工は木化営業部が担当しました。

店内

  本店舗が位置する伊丹酒蔵通りは、伝統的な酒蔵や社寺、町家などが立地し、伊丹の歴史を感じる沿道空間として、伊丹市外からも多くの人が訪れる美しい通りです。そこで当社は、景観条例で指定されている古の街並みを守るべく、伝統的な町屋をイメージし、日本古来の伝統工法の一つである真壁造り※1をベースに設計。高さを抑えた平屋にすると同時に、深い軒下空間と緑地を街並みに提供することで、通りに馴染む美しい建築デザインを実現しています。

  54mもある長手方向の南側と北側の壁面をガラスで全面開放することにより、本店舗の北側に位置する大欅が見渡せる、地域の人々に愛される建築を目指しました。

  街並みに大きな影響を与える屋根は、地産地消の観点から淡路産いぶし瓦一文字葺き※2を選定。いぶし瓦の自然な色つやが奥深い情緒を生み出します。また店内は構造材である木の柱と梁をそのまま現すことで、木の美しさと香りを楽しめる内部空間としています。

  当社は今後も歴史ある街並みと親和性の高い木造建築物の設計・施工等を通じ、集う人々が日本の伝統的な風景を楽しみ、快適で癒される空間を提供してまいります。

※1 和風建築に使われている伝統的な壁の構法の一つ。構造躯体として使う柱を表面に露出させ、柱と柱の間に壁を納める方式。
※2 平板状の屋根材の平葺き(平板の屋根の葺き方)の一種で、屋根面の水平方向に一直線状(一の字状)に葺く手法。

■建物概要

住所 兵庫県伊丹市中央3-5-1
名称 酒蔵通り飲食店舗
事業者 伊丹産業株式会社
設計・施工 住友林業株式会社
敷地面積 993.97㎡
延床面積 495.68㎡
構造・階層 木造軸組構法 平屋建て
着工日 2014年7月15日
竣工日 2014年12月10日
店舗オープン予定日  
・タリーズコーヒー伊丹店 2014年12月20日(運営:伊丹産業ビバレッジ株式会社)
・イタリアンレストラン 2015年1月9日(運営:伊丹シティホテル株式会社)
「grazie(グラーツィエ)」

【その他建物特長】

①ダイナミックな屋内空間

内部空間は全て木構造現しの真壁造りで、屋根は登り梁で支えられた吹き抜けの大空間となっています。タリーズコーヒーとイタリアンレストランは平面的には独立しながらも、屋根裏の吹き抜け空間は間口54mの連続した奥行きを持ち、平屋ながらもダイナミックな空間を楽しむことができます。

②様々な種類の寛ぎスペース

タリーズコーヒーはバリスタ(喫茶サービスゾーン)を空間の中央に独立配置したアイランド形式とすることで、北の通りや南のテラスなど、場所によって様々な景観を楽しめる寛ぎの喫茶スペースを提案しています。イタリアンレストランには吹き抜けが圧巻の大空間やテラス席の他、プライベートの庭を持つ個室が完備され、TPOに応じた利用が可能となっています。

③地域への貢献

伊丹の景観を次世代へ伝える建築物として、文化貢献の役割も果たします。また、古くはお酒の産地として有名な伊丹市は、酒造に際し井戸水を利用していました。そこで、その豊富で良質な水源を通常の使用以外に、阪神淡路大震災などの非常時にも使用できるよう、井戸を掘削いたしました。

以上

《リリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 森永・飯塚
TEL:03-3214-2270

《木化事業に関するお問い合わせ先》
木化営業部
TEL: 03-3214-2535

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