ニュースリリース(2015年)

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2015年09月15日

中国の住宅内装事業への参画

  住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:市川 晃、以下「住友林業」)と三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、中国の北京金隅股份有限公司(以下「金隅股份」)傘下である北京金隅装飾工程有限公司(以下「金隅装飾」)の第三者割当増資を引受けて出資参画しました。増資後の金隅装飾の出資比率は、金隅股份の100%子会社である北京金隅商貿有限公司51%、住友林業29%、三井物産20%です。

  中国の集合住宅は、顧客が自由に内装を設計するスケルトン渡し(注)が主流となっています。しかし、最近では不動産価格の高騰により、都市部を中心に一戸当たりの面積が減少傾向にあり、作り付けの収納家具など省スペース化のニーズが高まっています。また、政府も内装付き住宅を推進していることに加えて、環境問題や健康意識への高まりによりホルムアルデヒド対策などを施した住宅への関心が強まっています。

  こうした事情を背景に、中国では日本と同様に内装付き住宅の供給が増加傾向にあります。住友林業と三井物産は、長年にわたって蓄積してきた日本式の内装設計・施工技術やノウハウなどを金隅装飾に導入し、本事業を通じて省スペース化を実現した住宅、快適で安心・安全な住宅の中国での普及に取り組んでいきます。

  金隅股份は総合建材企業として住宅設備機器、家具、セメント等の製造・販売や、不動産開発・運営等の事業を幅広く展開しています。また、金隅装飾は、オフィス・商業施設等の内装を中心に手掛けていますが、住友林業と三井物産の出資参画により、住宅内装を主力事業に育てるべく注力する方針です。

  住友林業は日本国内で培った住宅事業のノウハウを礎に、技術指導を通じて金隅装飾の中国内における優位性や競争力の向上に取り組んでいきます。

  三井物産は中国で約20年間にわたり手掛けている木材・建材事業の経験を活かし、本内装事業を通じて現地の住宅に対するニーズを直接把握し、その情報・知見を活用して中国の住宅周りの新規ビジネス創造に取り組んでいきます。

  (注)スケルトン渡し
中国の集合住宅は、コンクリート打ちっ放しの状態で顧客に物件を引き渡す、いわゆる「スケルトン渡し」が主流です。この方式は、顧客が自由に内装を設計できるメリットがある一方で、工事費が割高になること、住民が入居開始後も延々と建物内で工事が続くため安全面での不安が残るなどのデメリットがあります。

■出資関係

■金隅装飾の概要

正式名称 北京金隅装飾工程有限公司
(ペキンカナスミソウショクコウテイユウゲンコウシ)
所在地 中華人民共和国北京市
設立年月日 1993年11月
代表者 氏名:寇 頴躍 董事長(コウ エイヤク トウジチョウ)
従業員数 約50名
出資構成 北京金隅商貿有限公司51%、住友林業 29%、三井物産 20%
事業内容 建築内装工事の設計・施工および設備の据付等

■金隅股份の概要

正式名称 北京金隅股份有限公司
(ペキンカナスミコブンユウゲンコウシ)
所在地 中華人民共和国北京市
設立年月日 2005年12月
代表者 氏名:姜 徳義 首席(キョウ トクギ シュセキ)
※2015年7月1日から
従業員数 約29,000名
資本金額 47.85億人民元(約947億円)
売上高(2014年12月期) 約412億人民元(約8,166億円)
主要株主及び持株比率
(2014年12月31日現在)
北京金隅集團有限責任公司 47.92%
中國中材股份有限公司 5.01%
事業内容 セメント等建材の製造・販売、不動産開発・運営等

以上

《本件に関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 大西・佐藤
TEL:03-3214-2270

三井物産株式会社
広報部 報道室 賜昭宏
TEL:03-3285-6645

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