CSR情報

CSR重要課題とCSR中期計画

「住友林業グループCSR重要課題」の特定

住友林業グループは、経済・環境・社会情勢の変化に伴い、2008年に設定したCSR重要課題に代わり、2015年3月、新たにCSR重要課題の特定を行いました。
社内外のステークホルダー、社外の有識者などを対象にアンケート調査を実施し、約2,700名から回答を得ました。アンケート作成にあたっては、住友林業グループの経営理念・行動指針をもとに、社会的責任に関する国際規格である「ISO26000」や社会的責任投資による企業評価項目などを踏まえ、住友林業グループにもっとも関わりのある27項目を予め設定しています。
そのうえで、経営層からの視点を織り込み、「経営」と「ステークホルダー」の2つの軸でアンケート結果をマッピングし重要性判断を行いました。その中で重要性が高い12項目を整理し、5つの項目を「住友林業グループCSR重要課題」として特定しました。

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住友林業グループCSR重要課題

持続可能性と生物多様性に配慮した木材・資材調達の継続
事業活動における環境負荷低減の推進
多様な人財が能力と個性を活かし、いきいきと働くことができる職場環境づくりの推進
リスク管理・コンプライアンス体制の強化・推進
安心・安全で環境に配慮した製品・サービスの開発・販売の推進

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「住友林業グループCSR中期計画」の策定

2015年3月、住友林業グループは2020年度を目標年度とする「住友林業グループCSR中期計画」を策定しました。
「経営」と「ステークホルダー」の視点からマッピングされた5つの「住友林業グループCSR重要課題」について、その課題の解決に向けた基本戦略と具体的な目標を「住友林業グループCSR中期計画」として設定。2020年度までに達成すべき社会・環境両面の課題について、グループ内の各社・各部門では、年度ごとに策定する数値目標「CSR予算」に従って、2015年度より達成に向けた取り組みを開始しています。
「住友林業グループCSR中期計画」に基づく年度ごとの進捗や達成状況については、執行役員を兼務する取締役のほか常勤監査役も出席する経営会議にて年2回定期的に確認することで、PDCAサイクルを着実に回します。
住友林業グループは、CSR経営のより一層の推進をめざします。

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CSR重要課題とCSR中期計画

重要課題1 持続可能性と生物多様性に配慮した木材・資材調達の継続

世界の森林面積は、違法伐採や過度な焼畑農業などによって減少し続けており、各国で違法伐採木材を市場から排除する法令の導入や規制の強化が進められています。一方、日本の森林、特に人工林は、林業従事者の高齢化や減少などにより整備が進まず、一部では荒廃が懸念されています。
こうした中、住友林業グループでは、「木」を軸に事業を展開しており、国内外において持続可能な森林経営や木材調達を推進しています。
また、生物多様性を育む森林を直接的な事業フィールドとしているため、当社グループでは、生物多様性保全をCSR重要テーマのひとつとして位置付けています。

環境配慮型の合板「KIKORIN-PLYWOOD」の販売

環境配慮型の合板「KIKORIN-PLYWOOD」の販売

自生種を中心とした住宅緑化

自生種を中心とした住宅緑化

現状の課題認識および
基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果
2016年度目標 2020年度 目標数値





持続可能な木材の取扱い増加と合法性確認を通じた持続的な森林資源の活用 輸入材における森林認証材販売比率 11% 8%
第三者保証マーク
9% 12%
国産材原木の輸出量 117千㎥ 104千㎥
第三者保証マーク
158千㎥ 200千㎥
植林木・森林認証材・国産材(日本)の取扱量
※海外流通拠点の取扱材
659千㎥ 706千㎥ 781千㎥ 783千㎥
燃料用チップの取扱量 758千㎥ 777千㎥
第三者保証マーク
773千㎥ 800千㎥
森林認証材(SGEC材)取扱量
※国内流通拠点の取扱材
43千㎥ 35千㎥
第三者保証マーク
55千㎥ 85千㎥
国産材における未利用材の取扱量 88千トン 119千トン
第三者保証マーク
181千トン 185千トン
新築戸建注文住宅における国産材使用比率
※住宅事業
マルチバランス構法 72% 71%
第三者保証マーク
72% 75%
ビッグフレーム構法 52% 50%
第三者保証マーク
51% 55%
合法性を確認した直輸入材・木材製品の取扱いのための木材製品仕入先の審査実施率
※木材・木製品調達部門
100% 100% 100% 100%
生物多様性の保全と両立する山林経営の確立と自然資本としての価値評価 新規取得等による経営管理山林のSGEC森林管理認証カバー率 100% 100% 100% 100%
新築戸建住宅における自生種植栽本数 38,800本 36,050本
第三者保証マーク
40,000本 210,000本
/6年
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:×

重要課題2 事業活動における環境負荷低減の推進

気候変動による影響が世界で深刻化する中、企業には地球温暖化対策として、温室効果ガスの排出削減が求められています。
住友林業グループでは、住宅事業や木材建材製造事業を営んでおり、環境への影響を考慮し、事業活動における温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。
また、環境負荷の低減と資源の有効利用を図るため、産業廃棄物の発生抑制・再利用・リサイクルを推進しています。

低燃費車両への切り換えを推進

低燃費車両への切り換えを推進

高度な分別が可能な「首都圏資源化センター」の稼働

高度な分別が可能な「首都圏資源化センター」の稼働

現状の課題認識および
基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果
2016年度目標 2020年度 目標数値




自社グループにおけるCO2排出削減 オフィス部門(国内外連結会社) CO2総排出量2013年度比増減率 3.1%削減
総排出量34,345t-CO2
6.7%削減
総排出量33,055t-CO2
4.5%削減
総排出量33,746t-CO2
7%削減
総排出量32,859t-CO2
住友林業(国内オフィス) 4.9%削減 10.6%削減 8.1%削減
国内関係会社(オフィス) 2.1%削減 3.3%削減 2.2%削減
海外関係会社(オフィス) 2.4%増加 1.2%増加 5.6%増加
クタイ・ティンバー・インドネシア(インドネシア) 生産量原単位前年度比増減率 1.4%削減 5.9%増加 1.9%削減 2015〜2020年度平均原単位年1%以上削減
ヴィナ・エコ・ボード(ベトナム) 0.9%増加 5.7%削減 2.2%増加
アスト・インドネシア(インドネシア) 2.6%削減 7.3%増加 0.9%増加
アルパイン MDF・インダストリーズ(オーストラリア) 4.5%削減 5.5%増加 4.6%増加
ネルソン・パイン・インダストリーズ(ニュージーランド) 2.4%増加 5.2%削減 0.4%削減
リンバ・パーティクル・インドネシア(インドネシア) 12.8%削減 53.1%増加 18.3%削減
自社グループ以外(製品・サービス提供先)におけるCO2排出削減 太陽光発電システム(セット数)
※国内流通拠点の取扱数
2,400セット 2,140セット
(10,700KW)
1,900セット
(8,930KW)
2,330セット
(10,951KW)※1
新築戸建注文住宅におけるグリーンスマート対象棟数率
※受注時グリーンスマート対象棟数/受注棟数
68.0% 58.2%
第三者保証マーク
70.0% 80.0%
新築戸建注文住宅におけるグリーンスマート・ZEH仕様対象棟数率
※着工時グリーンスマート・ZEH仕様対象棟数/着工棟数
12.0% 2.0%
第三者保証マーク
※2 6.0% 50%以上
  • ※1 2016年度から評価指標をKWに変更し、環境貢献度を評価する。
  • ※2 商品定義を見直したため、2015年度の実績に対する評価は行わない。
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:×
現状の課題認識および
基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果
2016年度目標 2020年度 目標数値




ゼロエミッションの達成 新築現場におけるリサイクル率 93.3% 90.8%
第三者保証マーク
91.5% 98.0%
リフォーム工事等におけるリサイクル率 76.3% 70.2%
第三者保証マーク
74.1% 80.0%
産業廃棄物の発生量の削減 新築現場から発生する産業廃棄物の削減率(2013年度比) 14.7%削減 2.5%削減 17.6%削減 30%削減
売上原価※1原単位 2014年度比増減率
※1 国内製造工場における社内売上の原価
2%削減 4.3%増加 3.7%増加 2%以上削減
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:×
「事業活動における環境負荷低減の推進」取り組みによる経済効果
効果の内容 効果(百万円)
収益 有価売却費 31
費用節減 省エネルギー取り組みに伴うコスト削減額
※ガソリン価格の変動分を含む
266
廃棄物削減取り組みに伴うコスト削減額 62
合計 359

重要課題3 多様な人財が能力と個性を活かし、いきいきと働くことができる職場環境づくりの推進

住友林業グループでは、性別、年齢、国籍、人種、宗教、障がいの有無などに関わらず、意欲を持った社員が安全で健康に活躍できる職場環境をめざしています。 中でも女性社員の活躍に向けて「住友林業グループ女性活躍推進宣言」を社長名でグループ全体に発信し、取り組みを進めています。

ブレストの様子(女性目線開発プロジェクト)

ブレストの様子(女性目線開発プロジェクト)

建築施工現場における安全点検

建築施工現場における安全点検

現状の課題認識
および基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果
2016年度目標 2020年度目標数値
公平な雇用・処遇の推進 女性管理職比率 住友林業 2.6% 2.8%※1
第三者保証マーク
2.9% 5%以上
住友林業および国内グループ会社 3.2%※1
女性従業員比率 住友林業 19.2% 19.9%※1
第三者保証マーク
19.5% 20%以上
住友林業および国内グループ会社 23.3%※1
障がい者雇用率 住友林業 2%以上 2.12% 2%以上 2%以上
住友林業および国内グループ会社 1.48%※2
ワーク・ライフ・バランスの推進 有給休暇取得日数 住友林業 7日 6.3日 8日 10日以上
国内グループ会社 各社目標 7.1日 各社目標
所定外労働時間(2013年度平均所定外労働時間からの減少割合) 住友林業 ▲10% ▲2.5% ▲14.8% ▲30%
労働安全衛生の強化 社有林作業現場での労働災害件数※3 住友林業 0件 1件 0件 ゼロ
新築施工現場での労働災害件数※4 住友林業 0件 6件
第三者保証マーク
0件 ゼロ
その他労働災害件数※4 住友林業および国内グループ会社 10件 各社目標 ゼロ
  • ※1 2016年4月1日現在の数値
  • ※2 2015年6月現在の数値
  • ※3 住友林業社有林の作業現場において発生した請負業者の労働災害件数
  • ※4 労働者災害補償保険法における休業補償給付対象件数
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標未達成であるものの前年度から改善:△ 横ばいまたは前年度から悪化:×

重要課題4 リスク管理・コンプライアンス体制の強化・推進

リスク管理委員会における重点管理リスクの継続的な管理によるグループ会社を含めた事業リスクマネジメント体制の強化を図っています。

現状の課題認識および
基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果 評価 2016年度目標 2020年度 目標数値
リスク管理体制の強化 重点管理リスク39項目について、四半期ごとに開催するリスク管理委員会で進捗状況等を確認 目標項目に加え、毎月の執行役員会へリスク顕在化事例報告を開始 重点管理リスク36項目について、四半期ごとに開催するリスク管理委員会で進捗状況等を確認 リスク管理委員会による重点管理リスクの項目で管理
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:×

重要課題5 安心・安全で環境に配慮した製品・サービスの開発・販売の推進

住友林業では、優良な「社会的資産」となる長寿命で高品質な住宅を普及させることが、豊かな社会づくりのために重要な役割であると考えています。また、お客様の安心・安全、そして資産価値向上につなげるために、長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度の利用を積極的に推進しています。

「住友林業の家」は、「長期優良住宅」に標準仕様で対応 「住友林業の家」は、「長期優良住宅」に標準仕様で対応

「住友林業の家」は、「長期優良住宅」に標準仕様で対応

現状の課題認識および
基本戦略
評価指標 2015年度目標 2015年度成果
2016年度目標 2020年度 目標数値
安全・品質の向上 新築戸建注文住宅における設計性能評価実施率 90%以上 98.6% 90%以上 90%以上
新築戸建注文住宅における建設性能評価実施率 90%以上 97.3% 90%以上 90%以上
新築戸建注文住宅における長期優良住宅認定取得率 90%以上 92.8% 90%以上 90%以上
お客様とのコミュニケーションの向上 アフターメンテナンスアドバイザー・住まいの診断士の合格率(住友林業ホームテック株式会社メンテナンス担当配属者全員) 100% 100% 100% 100%
新築戸建注文住宅における竣工図の早期お渡し完了率 80% 69% 80% 90%
  • 達成度評価について
  • 目標達成:◯ 目標比70%以上:△ 目標比70%未満:×

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企業・IR・CSR情報