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2022/10/31 公開

テレワークが快適な部屋をつくる!仕事スタイル別のレイアウトアイデアをご紹介

テレワークが快適な部屋をつくる!仕事スタイル別のレイアウトアイデアをご紹介

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コロナ禍を機にニューノーマルな時代を迎えてテレワークが普及し、家で仕事をする生活スタイルがもはや当たり前になりました。しかし、これまではくつろいだり、家族団らんを楽しんだりする場であった家で本格的に仕事をするとなるとなかなか大変。個室が確保できないケースも多く、どこにどんなワークスペースを設ければうまくいくのか、頭を悩ませている人が多いのではないでしょうか。そこで快適なワークスペースづくりに役立つ知識を一挙公開!基本となるポイントや、仕事スタイルに合ったワークスペースの事例をご紹介します。

意外と知らない!快適ワークスペースづくりのポイント

在宅勤務は働きやすい場所と環境を整えることからスタート!ワークスペースに必要な広さの目安や、仕事に集中できる環境づくりのポイントをまとめました。

PC作業に必要なデスクスペースはどのくらい?

PC作業に必要なデスクスペースはどのくらい?

自宅のどこかでテレワークをするとなると、まずはどれくらいのスペースが必要になるのかを知りたいですよね。目安となるのがデスクの大きさです。仕事で使用するパソコンのサイズや、机上に置きたいマウスパッドなどのアイテム、広げたい資料などに合わせてデスクサイズを決め、そこに椅子を置くスペースも含めて必要な広さを出してみましょう。

ノートPCを使って作業する場合のデスクサイズですが、A4サイズと同じくらいのディスプレイサイズ13.3インチ(横幅29.44センチメートル)に加え、書類やノートなども置くと考えると、最低でも横幅60cm以上は確保した方が良いでしょう。

奥行については60~70㎝程度が目安(※1)です。ただし、資料を見ながら作業したり、タブレット端末を同時に使ったりするのであれば、もう少しゆとりを持たせた方がいいでしょう。ノートPCをモニターにつないで作業をする場合は、これよりもさらに幅をとり、奥行も15~20㎝ほど深めのデスクスペースを用意する必要があるでしょう。

これらの数値をあくまで参考にしつつ、ご自身のPCやモニターのサイズと照らして検討しましょう。

※1 出典 一般社団法人 日本オフィス家具協会(JOIFA) 「安全・快適なデスクの選び方」より

PC作業に必要なデスクスペースはどのくらい?

集中できる場所にスペースを確保しよう

仕事に集中できる環境づくりは、なんといっても場所選びがポイント。家族が集まる賑やかな場所や往来の多い場所にワークスペースを配置すると、話し声や動きで気が散ってしまうことが多く、リモート会議中にうっかり家族が背景に映ってしまうアクシデントも起こりがちです。また、座ったときにテレビの画面や大好きなコミック、趣味のアイテムなど、誘惑されがちなものが見えないようにするのも集中できる仕事環境をつくるコツ。仕事と関係のないものはなるべく目に入らないよう、たとえば壁に向かってデスクを配置する、パーテーションやカーテンで仕切って周囲を見えなくするなどの工夫をして、落ち着いて仕事ができる環境にしましょう。

照明選びも大切なポイント

テレワークの集中力や効率を上げるための環境づくりで、意外と見落としかちなのが照明です。デスクライトなどを用意して作業しやすい明るさを確保しましょう。厚生労働省の資料によれば、デスク上の照度が300ルクス以上(※2)になるような照明がおすすめです。照明の色味も大切。青白い「昼光色」には脳を覚醒させて集中力をアップさせる効果があり、テレワーク時の照明に向いています。ちなみにオレンジがかった温かみのある「電球色」には精神をリラックスさせる効果があります。使い分ければオン・オフの切り替えがうまくできそうですね。

温度や湿度にも気を配りたい

部屋の温度や湿度が集中力に大きく影響しますから、テレワークスペースの空調にも気を配りましょう。室内の温度は18〜28度、湿度は40〜70%(※2)が目安とされています。また、冬場、足元が冷えて頭付近と温度差が生じると自律神経のバランスが乱れ、集中力が妨げられますから、寒暖差が生じないように対策をしてください。

近くにコンセントはある?

パソコン、プリンター、wifi機器、スマホ充電器など、PC関連のアイテムを活用する際は電源が必要になるのでコンセントは欠かせません。デスクの近くにコンセントがあれば何かと便利ですが、近くにない場合は延長コードを使って対応することになります。電源タップにスイッチが付いているタイプやUSBポートが付いたタイプもありますから、使用するアイテムに合ったものを選ぶといいでしょう。新築やリフォームを検討している人は、ワークスペース周辺にコンセントを増設しておくと延長コードを這わせる必要がなく、すっきりと快適な部屋づくりができます。

身体に負担がかからないデスクと椅子を選ぶ

身体に負担がかからないデスクと椅子を選ぶ

短期間のテレワークであればダイニングテーブル&チェアで問題ないかもしれませんが、本格的に在宅ワークをするのなら、長時間座っていても疲れにくくて身体にやさしい椅子を用意したいものですね。高さが調節可能なデスクの場合、高さは床から60cm~72cm程度(※2)のものが望ましいとされています。

長時間座ることを踏まえると、自分に適した椅子選びはとても重要。まずは背もたれの高さを見極めましょう。背もたれには肩甲骨の下まで支えるローバックと、肩甲骨の上まで支えるハイバックがあります。圧迫感が少なくて自宅に置きやすいのはローバックですが、より身体への負担を軽減したいならハイバックがおすすめです。デスクの高さに合わせて座面の高さを調節することもお忘れなく。

デスクの天板から椅子の座面までが25cm~30cmほどあれば、快適に座って作業できると言われています。お手持ちの椅子を使いたい場合は、椅子用クッションを使って座り心地を改善する手もあります。

※2 出典:厚生労働省「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」より

グリーンを置いてストレスを軽減

グリーンを置いてストレスを軽減

「緑視率」という言葉を聞いたことがありますか?視界に占める緑(植物)の割合のことで、適度な量の緑を視界に入れることで、心理的なうるおい感や安らぎ感が向上し、ストレス低減効果や疲労の軽減効果も期待できるそうです。ワークスペースに観葉植物や多肉植物などのグリーンを置けば、おしゃれなインテリアにもなりますし、「緑視率」が高まることで疲れが癒されて仕事もはかどりそうです。

木の吸音性能で集中力をアップさせる

木の吸音性能で集中力をアップさせる

木材は多孔質であることから、低音・中音・高音をバランスよく吸収する働きがあります。ワークスペースの内装に木材を使用することで不快な雑音が吸収され、集中力も高まることでしょう。ちなみに壁紙に白のクロスと木目を使用した空間で計算問題を行った実験では、集中力を示すβ波、リラックスを表すα波がいずれも木目の空間が高い結果になったそう。木の空間はリラックス効果も高いことがわかります(※3)。

※3 出典:住友林業「木の家 Lab. Study.04」より

スタイルに応じて選ぼう!テレワークレイアウトのアイデア例

テレワークにおすすめの場所やレイアウトは、家族の状況や仕事のスタイル、住まいの間取りによって異なります。3タイプのレイアウトを写真ともにご紹介しましょう。あなたに向いているのはどれでしょうか?自分に合ったアイデアを選んで、ぜひ快適なワークスペースづくりの参考にしてください。

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

ほぼ毎日在宅勤務という人は個室の仕事部屋がおすすめ。人間の脳は短いサイクルで休憩をとった方が、高い集中力を発揮できるといわれています。その点から考えると、光と風を室内に取り込みやすく、疲れたときにリラックスしやすい個室はワークスペースに適しています。部屋の近くにバルコニーやテラスがあれば、仕事の合間に気軽に外の空気を吸って気分転換ができるのもうれしいですよね。集中とリラックスの相乗効果で在宅勤務の生産性がグンと向上しそうです。

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

昼間は使わない寝室の一部をワークスペースとして活用するのも賢い方法です。寝室は静かな環境ですからオンライン会議にも最適。家族の映り込みも避けられます。背の高い棚など収納家具をベッドスペースとの境に設置すれば、落ち着いたワークスペースになりますし、仕事の資料をたっぷりと保管できるので便利です。賃貸住宅の場合は、ベッドとデスクの間にパーテーションを置くなどの工夫をしてはいかがですか。

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

1.個室の静かな環境で集中&リラックス

2.家族と過ごすスペースを上手に使う

テレワークやオンライン授業が当たり前になり、家族みんなが家で仕事や勉強をすることも多くなりました。子育て真っ盛りで、幼い子どもから目が離せない人や、個室の書斎はあるけれど夫婦ともにテレワークになり、どちらかが使っているとワークスペースが足りないといったケースもよく見受けられます。そんな場合は、リビングダイニングの一角やキッチンのそばにワークスペースを設けてはいかがですか?

ノートPCを使いながら資料もたくさん広げるなら、大きなダイニングテーブルが格好のワークスペースになりますし、家族とのコミュニケーションが取りやすく、子どもを見守りながら仕事ができて安心です。キッチンのそばに小さなデスクを置いてワークスペースに活用するのもおすすめ。家事と仕事を同時進行できます。仕事の合間にお湯を沸かしてコーヒーを飲むなど、休憩が取りやすいのもいいですね。リビングの壁面などに長いカウンターを造り付け、家族共用のスペースにすれば、子どものリビング学習の場にもなります。

2.家族と過ごすスペースを上手に使う

2.家族と過ごすスペースを上手に使う

3.フリースペースを有効活用する

家の中を見渡せば、ワークスペースとして活用できる空間がどこかにあるはず。部屋に限らず、廊下や階段まわりなどのフリースペースを有効に活用することで快適な仕事の場が生まれます。たとえば廊下に長めのシンプルなデスクを設置するだけで、シェアオフィス風の開放的なワークスペースになります。子どもの勉強をみてあげる際にも使いやすいスタイルですね。折り畳み式のテーブルを使えば、仕事をしない時間は畳んで空間をすっきり広々と保てます。2階建ての家であれば、階段下のデッドスペースや階段横の小スペースなどをワークスペースに活用してはいかがですか。

気候が良い時期なら、気分転換を兼ねてバルコニーやテラスにテーブル&チェアを出して仕事をするのもおすすめです。外の新鮮な空気のもとでパソコンを開けば、リゾート地でワーケーションをしているような気分が味わえてストレス解消にもなることうけあい。在宅ワークがいっそう充実しそうですね。

3.フリースペースを有効活用する

3.フリースペースを有効活用する

テレワークが快適な部屋をつくるために、理想の暮らしをイメージしよう

生活スタイルが変わり、在宅時間が増えたことで、暮らしにおける住まいの役割は格段に変化しました。これからの家づくりには、今までにはない新しい視点が必要です。住友林業では「新しい日常」をトータルな視点で見つめ、家族みんなが快適に過ごせる家づくりを提案しています。

たとえば、家族が一緒にいる時間が増えれば、「付かず離れず」の距離感がほしくなるもの。みんなが過ごすリビングは、ソファでくつろいだり、床に寝転んだりと、思い思いの時間が過ごせる居場所をつくり、お互いが適度な距離感を保ちつつ、ゆるやかにつながることができる空間にしてはいかがでしょうか。さらに、どこかに家族それぞれが趣味や運動に熱中できるフリースペースがあれば、暮らしにメリハリが生まれ、テレワークによる運動不足も解消できます。

これから住宅購入やリノベーションを検討している人は、テレワークスペースの確保はもちろんのこと、「おうち時間」の楽しみ方にもこだわって、理想の暮らしをイメージして、ニューノーマルな時代に家族みんなが幸せに暮らせる住まいづくりをぜひ目指してくださいね。

仕事スタイルごとのワークスペース事例

テレワークや趣味のスタイルの実例

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