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歴史と伝統を紡ぐ家

旧街道の街並みを引き立てる伝統の門と外観

旧街道の街並みを引き立てる伝統の門と外観

歴史のある旧街道に面したH邸。道路からセットバックして植栽のスペースを設けました。
数寄屋門や、当地に伝わる伝統の石垣で街道の景観をつくっています。入母屋屋根がきれいに並び、外観を引き立てます。

鏡面仕上げの御影石に映り込む中庭の景色

正面に中庭を望む玄関。左に見える扉は家族用の玄関です。
床は黒御影石(くろみかげいし)の鏡面仕上げで、
中庭がきれいに映り込みます。
天井は地元琵琶湖産の葭(よし)を使った仕上げ。
壁に掛けられている書はすべて奥さまの作品です。
鏡面仕上げの御影石に映り込む中庭の景色
大切な屏風を置く板の間を用意した畳コーナー

大切な屏風を置く板の間を用意した畳コーナー

中庭から明るい光を採り込むH邸のリビングには、畳コーナーがあります。
その一角を板敷きにしていますが、これはHさまのお父さまが大切にしていた屏風を飾るためのスペース。
どこに何を飾るか、すべて設計の時点で決めました。
代々伝わる箪笥を見事に納めた和室

代々伝わる箪笥を見事に納めた和室

代々受け継がれている箪笥を納めるため、その寸法を基準に、二間続きの一方の和室は6畳としました。
箪笥の枠は漆で再塗装しています。その上に、これも代々伝わる「提灯箱」を飾りました。

床の間に広がりをつくる書院と丸窓

二間続きのもう一方の和室は10畳の広さがあります。
Hさまの地元では、仏壇を壁の中央に据える風習があるため床の間が
やや狭くなりますが、書院を設けて広がりをつくっています。
丸窓越しの柔らかな光が、床の間を照らします。
床の間に広がりをつくる書院と丸窓

旧宅の燻し瓦を再利用して庭のオブジェに

以前の家に使っていた燻し瓦を再利用してつくった立体のオブジェ。
和室に臨む路地にあり、書院窓から見えます。
「歴史を再生し、未来に引き継ぐ」という
この住まいの設計コンセプトを象徴しています。
旧宅の燻し瓦を再利用して庭のオブジェに

和のインテリアに合わせた
落ち着いた仕上がり

広々としたスペースを確保したトイレ。
住まいの和の雰囲気に合わせた仕上げとしています。床は御影石。
カウンター下の壁際に砂利を敷いてアクセントとしています。
壁にも落ち着いた色調のタイルを貼りました。
和のインテリアに合わせた落ち着いた仕上がり
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