オセアニアでの取り組み

オセアニア地図

良質な木材・建材の製造拠点として生産能力を強化

ネルソン・パイン・インダストリーズ

住友林業は、活発な植林事業が行われているニュージーランドにおいて、豊富な木材資源を活かしたMDF(中密度繊維板)事業を展開すべく、1984年にネルソン・パイン・インダストリーズ(NPIL)社を設立しました。2016年6月には、住友林業グループが同国で約3万haの山林を取得。同社はその山林から安定的に、良質なラジアータパインを仕入れることができるようになり、より高品質な製品の製造につながっています。それらの製品は住友林業の海外流通ネットワークを通じて、中国やインド、東南アジアを中心に世界各国に供給されています。また、同社では、MDFに加え、構造用LVL(単板積層材)など、幅広い木材製品を製造。先端から樹皮に至るまで1本の原木を余すことなく原材料として利用するなど、住友林業の環境理念を受け継いだものづくりを実践しています。

豪州における大手ビルダー2社での住宅事業展開

Henley Properties Groupの展示場

Wisdom Properties Groupの住宅

住友林業は2008年にオーストラリアを代表する住宅会社Henley Properties Groupとともに合弁会社を設立し、分譲住宅の建設・販売を開始しました。2009年にはHenley Properties Groupに資本参加し、主に注文住宅事業をビクトリア州(Henley)、クイーンズランド州(Plantation)、ニューサウスウェルズ州(Edgewater)で展開しています。
Henley Properties Groupは、オーストラリアにおける環境意識の高まりなどに対応するため、省エネルギーや節水の対策を施したゼロ・エミッション・デモンストレーション・ハウスを同国で初めて発表しました。また気密・断熱性能を高めて省エネ化を進めており、2018年にはビクトリア州ビルダーとして初めて複層ガラスを標準仕様としました。
2016年には、ニューサウスウェルズ州で注文住宅事業を展開するWisdom Properties Groupの持分を新たに取得しました。 同社の商品は、平屋や2階建て、狭小住宅から集合住宅まで、お客様の多様なニーズに対応していることが特徴で、主力の2階建てを中心とした中高級層向けブランド「Wisdom Homes」に加え、一次取得者向けにはアフォーダビリティを高めた「Hoot Homes」を提供しています。加えて、植栽やスイミングプール等の外構工事を請け負う住宅緑化事業も展開しています。
住友林業は今後も、日本で培った環境にやさしい住まいづくりの技術とノウハウを積極的に提供することで、オーストラリアにおける住宅産業のさらなる発展に貢献していきます。

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