ニュースリリース
(2019年)

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2019年02月19日

「ミャンマー寺小屋応援チーム」校舎建築支援で5校目が完成

 住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、2013年よりミャンマーでの寺子屋建築支援を行う「ミャンマー寺子屋応援チーム」の発起人および事務局を務めています。毎年1棟ずつ校舎を建築、寄付しており、この度5校目となる寺子屋校舎が完成しました。

 

 ミャンマーでは公立校の授業料や制服は無料ですが、文房具、寄付金などの費用負担があり、経済的な事情や近くに公立校がないなどの理由で学校に通うことができない子どもたちが多く存在します。その子どもたちの教育の受け皿として、寺院で僧侶が運営する寺子屋が重要な役割を担っています。

 

 5校目となるこの寺子屋は、ミャンマー社会の発展に役立ちたいという趣旨に賛同する19社6個人からの寄付により建築されました。昨年度の4校目に続き、ミャンマー第2の都市マンダレー市が建設地となっています。工業団地と隣接するこの寺子屋では、周辺に住む労働者の子供たちの参加が年々増えており、現在は小学1年生から中学2年生まで、約300名もの児童、生徒が勉学に勤しんでいます。建替え前は窮屈な小屋でしたが、鉄筋コンクリート3階建ての校舎に生まれ変わりました。

 

 竣工セレモニーは、寺子屋で学ぶ子供たちから歓迎の花束や踊りが披露されるなど盛大に行われました。また参加者からは、子供たち一人ひとりに文房具セットがプレゼントされました。今回はプロジェクトの節目となる5年目で、映像記録制作のためにドローンなどを用いた撮影が行われました。映像記録は2019年4月にHP等で公開を予定しています。

 

 住友林業グループは今後も事業活動を通じた貢献に加え、「ミャンマー寺子屋応援プロジェクト」を継続して支援してまいります。

<建替え前の寺子屋の様子>

<建替えた寺子屋とセレモニー参加者>

<竣工セレモニーの様子>

<文房具をプレゼントされる子供たち>

以上

リリースに関するお問い合わせ

住友林業株式会社 

コーポレート・コミュニケーション部 平川・大西

TEL:03-3214-2270