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製品・サービスの安全及び品質管理
製品・サービスの安全及び
品質マネジメント
基本的な考え方
住友林業グループは、企業活動における品質の更なる向上を図るため、2021年8月、「住友林業グループ品質方針」を制定しました。方針の実践を通じ、「ZERO DEFECTS(ゼロディフェクト)」を追求し、新たな取り組みにチャレンジすることにより、お客様の感動を生み、信頼される商品・サービスを提供します。
また、この方針に沿って企業経営の基盤として品質向上のための活動に日頃から取り組むことを社員一人ひとりに求めています。
方針には、グループ社員を対象とした品質に関する価値観や行動に関するアンケートや、社内役員・主管者、主要取引先へのインタビューを通じて抽出された、品質向上に対するステークホルダーからの期待が反映されています。
住友林業グループ品質方針
住友林業グループは、 「ZERO DEFECTS(ゼロディフェクト)」を追求し、新たな取り組みにチャレンジすることにより、お客様の感動を生み、信頼される商品・サービスを提供します。
- 全員参加による品質の向上
当社グループから生み出されるすべての商品やサービスは品質そのものであるという認識のもと、全員が自覚を持って品質の向上に取り組みます。 - お客様満足度の向上
組織として品質リスクを洗い出し、仕組みやルールを継続的に改善することにより、お客様満足度の向上を図ります。 - コンプライアンスの徹底
お客様からの要求事項、関係法令、自主基準等を遵守します。 - デジタル化・省力化の推進
社会構造の急激な変化に対応するため、積極的にデジタル化・省力化を推進し、職場の負荷を軽減することで品質の向上に努めます。 - 品質の維持・向上を担う人財の育成
品質の維持・向上のための教育を行うことにより、当社グループの財産であるノウハウを次の世代に伝承します。 - コミュニケーションの推進
当社グループの仕組みやシステムを有効に活用し、お客様をはじめとする全てのステークホルダーと積極的にコミュニケーションを図ります。
代表取締役 社長 光吉 敏郎
品質のマネジメントシステム
推進体制
住友林業グループでは、お客様に提供する製品・サービスの品質の継続的な向上を図るため、品質のマネジメントシステム認証であるISO9001の取得を進めています。
住友林業グループは、製品及びサービスの品質を継続的に改善すること、労働災害を撲滅させることを目的に、社長直属の組織である「品質・安全マネジメント室」を設置しています。国内外グループ全体への指導・助言や、品質及び労働安全衛生マネジメント体制を整備・強化しています。併せて、グループ全体に関わる重要な品質の事案については、ESG推進委員会において審議・報告しています。2021年度は、国内外グループ62社の品質管理体制について実態を調査し、ESG推進委員会等で報告しました。
社内浸透・教育
「品質方針」制定に伴い、グループ社員のより深い認識と理解を促進するため、住友林業の各職場、各支店・各事業所及び国内外のグループ会社の各事業所・工場等にポスターを配布しました。社長自らの労働安全衛生と品質に対する住友林業グループ全体に係る想いを表現した標語ポスターです。「ZERO DEFECTS(ゼロディフェクト)」は、「不具合・不良・不備ゼロ」を意味し、グループの全事業、全職種に当てはまる標語になっています。社員の目に留まりやすい場所に方針ポスターを掲示することに加え、「住友林業グループ品質方針」を住友林業グループ手帳や社内イントラなどを用いることで全社員へ継続的に浸透を図っています。

住友林業グループ 「SAFETY FIRST(セーフティファースト)、ZERO DEFECTS(ゼロディフェクト)」 標語ポスター
ISO9001認証取得と人財育成
住友林業グループは、ISO9001マネジメントシステムの認証取得やISO9001「自己適合宣言」※を推進しています。内部監査の実施や導入検討会社への研修会などを支援するとともに、グループ社員を含めた内部監査員研修を実施し、人財の育成にも努めています。2021年度はISO9001内部監査員養成講習会を開催し、51名が修了しました。
また、イントラネットを通じeラーニングサイトにおいて「労働安全衛生・品質」講座を設置し、ISOマネジメントシステムの基礎講座とISO9001マネジメントシステムの基礎講座を新たに開講し、品質向上のための教育を推進しています。今後もグループ全体への指導・助言を行うことにより、品質向上のための体制を整備・強化し、品質に関する人材育成への取り組みを進めていきます。
なお、住友林業グループの製造事業における品質関連の認証取得割合は80.7%(売上高ベース)になっています。
※自己適合宣言:ISOに基づくマネジメントシステムを自社で構築、運用、適合していることを宣言すること。
グループ各社の品質マネジメントシステム(ISO9001)認証取得状況
会社名 | 国 | 認証の種類 | 取得年月 | 更新年月 |
---|---|---|---|---|
住友林業 住宅・建築事業本部 建築事業部 建築企画部 |
日本 | ISO9001:2015 | 2015年9月 | 2021年8月 |
住友林業クレスト | 日本 | ISO9001:2015 | 1999年3月 | 2019年11月 |
住友林業緑化 環境緑化事業部 | 日本 | ISO9001:2015 | 2002年9月 | 2020年9月 |
住友林業緑化 農産事業部 | 日本 | ISO9001:2015 | 2020年3月 | - |
住友林業ホームエンジニアリング | 日本 | ISO9001:2015 | 2006年3月 | 2021年3月 |
住友林業ホームテック | 日本 | ISO9001:2015 | 2017年3月 | 2020年3月 |
コーナン建設※1 | 日本 | ISO9001:2015 | 2011年9月 | 2020年3月 |
ネルソン・パイン・インダストリーズ(NPIL) | ニュージーランド | ISO9001:2015 | 1993年7月 | 2019年10月 |
クタイ・ティンバー・インドネシア(KTI) | インドネシア | ISO9001:2015 | 1997年9月 | 2019年9月 |
リンバ・パーティクル・インドネシア(RPI) | インドネシア | ISO9001:2015 | 2003年6月 | 2022年3月 |
アスト・インドネシア(ASTI)第一工場 | インドネシア | ISO9001:2015 | 2002年10月 | 2020年10月 |
アスト・インドネシア(ASTI)第二工場 | インドネシア | ISO9001:2015 | 2022年1月 | ― |
ヴィナ・エコ・ボード(VECO) | ベトナム | ISO9001:2015 | 2014年3月 | 2020年3月 |
キャニオン・クリーク(CCC) | 米国 | ISO9001:2015 | 2003年8月 | 2022年3月 |
※1 2021年1月に当社グループ会社化
グループ各社の製品認証取得状況
グループ会社 | 国 | 認証の種類 | 認証更新年月 |
---|---|---|---|
ネルソン・パイン・インダストリーズ(NPIL) | ニュージーランド | JAS(LVL) | 2021年6月 |
JIS認証:(MDF) | 2021年6月 | ||
CARB認証(MDF)※2 | 2021年12月 | ||
EPA認証(MDF)※2 | 2021年8月 | ||
クタイ・ティンバー・インドネシア(KTI) | インドネシア | JAS(合板、LVL、集成材) | 2021年8月 |
Q-Mark(ドアブランクス) | 2021年6月 | ||
CARB認証(PB) | 2021年10月 | ||
EPA認証(PB) | 2021年10月 | ||
CARB認証(合板) | 2021年10月 | ||
EPA認証(合板) | 2021年10月 | ||
CE Marking(合板) | 2021年7月 | ||
リンバ・パーティクル・インドネシア(RPI) | インドネシア | JIS認証:(PB) | 2022年3月 |
CARB認証(PB) | 2022年2月 | ||
EPA認証(PB) | 2022年2月 | ||
シナール・リンバ・パシフィック(SRP) | インドネシア | JAS(フローリング/集成材) | 2021年11月 |
ヴィナ・エコ・ボード(VECO) | ベトナム | CARB認証(PB) | 2021年7月 |
EPA認証(PB) | 2021年7月 | ||
JIS認証:2014(PB) | 2018年12月 |
※2 カリフォルニア州大気資源局(CARB)、米国環境保護庁(EPA)の定める特定木質製品からのホルムアルデヒド放散量規制
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