住友林業グループの事業とESGへの取り組み

住宅事業

事業概要

住宅事業では、1975年に戸建注文住宅事業に参入して以来、長寿命で高品質な住宅を普及させることで良好な住環境を提供してきました。現在では、戸建注文住宅事業で培った設計力・技術力を活かし、リフォーム事業、賃貸住宅事業、不動産の管理・仲介、戸建分譲住宅事業や緑化事業など、住生活に関する幅広い事業を展開しています。

事業の主な数字(2023年度実績)
  • 国内販売引渡棟数  戸建注文住宅・賃貸住宅・戸建分譲住宅 合計 9,295

    炭素固定量197,247t-CO2

    建築事業を含む

住宅事業のバリューチェーン

営業・商品開発

住友林業の戸建注文住宅は、お客様のご希望を伺い、ご要望に合わせ設計し、最適な暮らしの提供を行っています。
商品開発にあたっては耐久性、耐震・耐火・断熱性能、ユニバーサルデザインなど、様々な面から住宅の性能向上を追求しています。

設計

住宅設計段階で安全性や耐久性、環境負荷などを十分に検討し、長寿命で高品質な住宅を提供しています。これまでにZEHの推進やビッグフレーム(BF)構法などの開発を通じて、高い長期優良住宅認定取得率を維持しています。

資材調達

木材やコンクリートから、キッチン・トイレなどの住宅設備まで幅広い資材の調達を行います。公正かつ責任ある調達行動を進めることが住友林業グループの社会的責任であると考えています。

施工

日々作業の安全を確保した上で、お客様へ期日通りに完成した建物の引き渡しができるよう丁寧かつ効率的に作業を行っております。
そのために、協力施工業者・職方への安全研修や環境教育を実施し、住友林業グループの方針・施策を現場で確実に実行できる体制づくりを進めています。

アフターサポート

アフターサポートに力を入れることで、長く住み続けられる住宅を提供していくことを目指しています。そのために顧客満足度調査の実施、コールセンターの設置を行っています。また住宅の引渡後30年間は無料定期点検、30年目以降は維持保全計画に基づく有料メンテナンス工事を実施し、10年ごとに建物保証を延長することで無料の定期点検を60年目まで行っています。

住宅事業における
「ESGへの取り組み一体化推進」

住宅事業では、お客様が長く安心・安全な暮らしを送れる住宅やサービスを提供するとともに、開発・設計から施工にわたる各工程における地球環境への配慮や、持続可能な木材や建築資材の使用、安全な労働環境下での施工の実施が重要な課題と認識しています。

環境負荷低減にもっとも貢献できる分野の一つが、住宅居住時に排出される温室効果ガスの削減です。お客様のニーズに合わせながら省エネ、創エネ、レジリエンス機能を付加するZEH仕様の住宅を推奨し、ZEH受注拡大に努めることで家庭のエネルギー消費量の削減を図り、さらに、LCCM住宅を発売するなど、脱炭素社会の実現にも取り組んでいます。

家づくりから、まちづくり再開発まで持続可能で豊かな社会の実現に貢献していきます。

住宅事業のESGへの取り組み

サステナビリティレポート
2024サイトマップ