scene
木の効用
木のもたらす効果が
自然と気持ちをほぐしてくれます。
光の設計
入眠から目覚めまで
穏やかな眠りの時間に寄り添います。
音の設計
周囲の音をやさしく抑え
やすらげる環境を整えます。
空気の環境
心地よい空気の流れと温度が
上質なくつろぎを生み出します。
空間の調和
素材が美しく調和し
心から休まる空間をつくります。

眠りにつくとき
心地よく自然に眠りへ移るために
忙しかった今日を手放し、心と身体を休息へと切り替える時間。木のぬくもりとやわらかな光が、眠りにふさわしい空間へと整えます。心地よい静けさに包まれながら、ゆったりとやすらぎのひとときをお過ごしください。
梶本先生
ポイント
これまでの研究で、就寝する1時間前から、温湿度が快適に制御された暖色系の間接照明の空間においてノイズの少ない環境が、副交感神経を優位にして、就寝から入眠までの時間を短縮させることがわかっています。さらに、壁や天井の4割程度に木を使うことで安心感が生まれ入眠を促すことも研究で示されています。快適で安心できる寝室環境こそが快眠の必須条件なのです。
木の効用
LEDライトには眠りを妨げる⻘⾊波⻑が含まれています。木は⻘⾊波⻑を吸収する性質があり、間接照明の反射材にすることで眠りやすい状態へと誘います。低グロスな素材(艶消し塗装)を使用することで光源の光が木の表面に映り込まないため、光そのものが目に直接入ることを抑え、より眠りを妨げません。
光の設計
快眠のための光は三低:低照度(照度:10〜30lx)・低⾊温度・低位置がよいとされています。低照度で電球色のような低色温度の光を、低い位置に計画することで、眠りやすくなります。
音の設計
睡眠環境は40デシベル以下の音環境が望ましいとされています。ソファ・ラグ・カーテン等のファブリックには吸音効果があり、寝室に最適です。また隣室との境に収納や断熱材を設けることや、静音間仕切り壁・静音建具を使用することでさらに音の低減が期待されます。

眠っているとき
穏やかに深く眠り回復するために
心地よい暗がりと快適な温熱環境が、穏やかな眠りを支えます。五感の緊張がゆっくりとほどけ、心と身体が穏やかな休息へと向かいます。明日への活力を育む、やすらぎに満ちた時間をお届けします。
梶本先生
ポイント
睡眠中の光はわずかな明るさであっても、睡眠に影響を及ぼすことがあります。弱い光への曝露により、中途覚醒の増加など睡眠構造への影響が報告されています。そのため、就寝時には不要な光を抑えた環境を整えることが大切です。また、夜間の光曝露は肥満や子どもの近視との関連を示唆する研究もあります。就寝中の直射光は避け、光が直接目に入りにくい足元照明などが望ましいといえます。また、ノイズや寝室温度の急激な変化も快眠を妨げます。さらに、複数人が就寝するなど換気が不十分な場合、二酸化炭素濃度が朝方には高くなり、起床時の頭痛につながることもあります。一般的なエアコンは空気を循環させるだけで換気にはならないため、24時間換気システムなどを活用し、適切に換気できる寝室環境が望ましいといえます。
木の効用
実大寝室実験では、木質内装を取り入れた部屋は、一般的なクロス仕上げの部屋と比べて湿度変動が小さくなることを確認しました。木材を使用した部屋は、加湿時の湿度上昇が穏やかになり、夜間の湿度環境が安定。木の持つ自然の調湿作用が、快適な睡眠環境づくりを支えます。
光の設計
遮光カーテンやカーテンボックスにより外からの光を入りにくくし、
睡眠環境を整えます。
空気の環境
睡眠に適した温度は、体感には個人差もありますが、厚生労働省の指針を照らし合わせると夏季は29℃以下、冬季は18℃以上を維持することが望ましいとされています。住友林業の家は高性能な断熱材、断熱性の高い構造材と窓の3つの力で住まいをしっかり断熱した「360°TRIPLE断熱」。冷暖房効率が高く、1年を通して快適な寝室を実現できます。
睡眠中にトイレに起きたとき、眩しい照明や、大きな洗浄音で目が冴えないようにすることも工夫のひとつです。寝室からトイレまでの足元を照らすフットライト、照明をほんのり照らす点灯モード付スイッチ、洗浄音を抑えたトイレなど、眠りに戻りやすいアイテムをご提案できます。

目覚めのとき
気持ちよく一日を始めるために
朝の爽やかな光が、心と身体を自然な目覚めへと導きます。木とさまざまな素材が調和する美しい空間で、観葉植物の緑が、心にリラックスと活力をもたらします。心豊かに過ごすための新たな始まりの時間です。
梶本先生
ポイント
毎夜、自然に眠気を催す時刻は、朝に太陽光を浴びる時刻から約16時間後とされています。つまり、毎朝、同じ時刻に光を浴びる習慣が規則正しい概日リズムを構築し、スムーズな入眠とすっきりした目覚めへ導きます。また、木や芝など自然を身近に感じることのできる居住空間では、外出機会が増えて総運動量が増えることが研究で示されています。運動量の適度な増加は、入眠をスムーズにし、睡眠休養感を高めます。さらに、起床後の心身の覚醒をうながし、体温を上げ、代謝を高め、朝の食欲を高め、その結果、心身ともにパフォーマンスを高めるという好循環をもたらします。
光の設計
高照度で昼白色のような高色温度の光を、天井など高い位置に計画することで、目覚めに効果的です。またシャッターを自動開閉とすることで自然光で目覚めることもできます。
人のカラダには体内時計があり、1日のリズムを刻んでいます。朝の光を浴びると体内時計がリセットされ、活動モードになります。
また、日中に光を多く浴びることで眠りをうながすホルモンであるメラトニンが増加し、体内時計が調節され、入眠が促進されます。
空間の調和
木やファブリック、そのほかの素材が調和する空間は、落ち着きが得られリラックス効果が期待できます。少し低めの天井がこもり感をあたえ、より落ち着く空間になります。さらにインテリアグリーンを配することでリラックス効果や疲労軽減効果を得られます。