森から始まる、住友林業グループの価値創造
住友林業の歩みは、330年以上にわたり森と向き合ってきた歴史とともにあります。森林を育て、木を活かし、人と社会に価値を届ける。その営みは、脱炭素や資源循環、地域との共生といった今日のサステナビリティの考え方と深く重なります。
長期ビジョン「Mission TREEING 2030」は、2050年の脱炭素社会実現を見据え、木の価値を広げ、社会とともに持続的な成長を実現していくための指針であり、住友林業グループが目指すべき姿を具体的な事業構想として示したものです。当社は事業活動を通じて、「地球環境への価値」「人と社会への価値」そして「市場経済への価値」の3つの価値を提供していきます。
経済環境の変動や地政学的リスクの高まり、気候変動に伴う自然災害の頻発など、世界の不確実性が一段と増す中、長期ビジョンの実現に向けた経営判断は、これまで以上に複雑で困難なものとなっています。このような環境下において、3つの価値を確実に提供し、持続的な企業価値向上を図っていくためには、専門性やバックグラウンドの異なる経営陣と社外取締役が多角的な視点から率直かつ開かれた議論を重ね、進むべき方向性を確認し合うことが重要です。
その礎にあるのは、自利利他公私一如を中核とする「住友の事業精神」です。健全で実効性の高いガバナンス体制のもと、取締役会としての使命を果たしていきたいと思います。
森が多様な生命を育むように、企業の価値も多様なステークホルダーの皆様との協働の中で生まれます。お客様や株主・投資家の皆様、社員とその家族、お取引先様、地域社会など、当社を支えてくださるステークホルダーの皆様との対話と信頼が、長期ビジョンの実現を後押しします。
木と森の価値を未来へつなぎ、次世代に誇れる企業であり続けるため、私たちは挑戦を続けていきます。