ニュースリリース
(2016年)

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2016年04月07日

~ICT見守りシステムで、より手厚い介護を~
有料老人ホーム「グランフォレスト ときわ台」を新設

  住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)のグループ会社で、有料老人ホームの運営を行う株式会社フィルケア(社長:中澤 俊勝 本社:神奈川県横浜市 住友林業100%出資、以下 フィルケア)は、ICT※1を活用した新しい見守りシステム、「ライフリズムナビ+Dr.」(以下:ICT見守りシステム)を導入した有料老人ホーム「グランフォレスト ときわ台」を本年11月に開設を予定しており、本日より入居募集を開始いたしますのでお知らせします。

  フィルケアでは、今後開設予定の有料老人ホーム「グランフォレスト」シリーズに、このICT見守りシステムを導入することを計画しており、「グランフォレスト ときわ台」はその第一弾となります。

  また、「グランフォレスト ときわ台」は、フィルケアにおける有料老人ホームとしては、11施設目で、ICT見守りシステムに加え、これまでフィルケアで培った安全・快適な介護空間・動線の提供や質の高い介護サービス・レクリエーションなどの運営ノウハウや経験を随所に活かした施設になっております。

  ICT見守りシステムは、複数のベッドセンサー、人感センサーによる情報と、室内温度などの環境計測データを合わせて、収集・分析することができ、介護者がその情報をパソコンやスマートフォンで確認することで、入居者の"今"の様子を見守ることができます。

  入居者の起床や離床などの状況を把握することで、転倒等によるケガや事故を未然に防ぐことにも繋げます。また、睡眠状態を管理することで、例えば昼間の睡眠時間が長く、夜徘徊してしまうような場合には夜間の睡眠の質を上げるために昼間の運動量を増やすなど、一人ひとりに合わせ生活習慣の改善に繋げられるとともに、介護者の負担軽減も期待されます。希望されるご家族には、日々データ化している入居者の健康状態を携帯電話に配信するなど、細やかなケアも提供可能です。

  今回のICT見守りシステムの導入は、住友林業筑波研究所が、戸建住宅の寝室における睡眠環境に関する研究を行う中で、 ICTを用いたシステムが高齢者施設における入居者の状態や健康の管理において有効である、という検証結果が得られたことから決定いたしました。

  ICT見守りシステムを導入した「グランフォレスト」の開設により、入居者に安心・安全で快適な生活をお送りいただけるよう、フィルケアの介護理念である「家族のように寄り添う介護」を更に徹底いたします。 今後も当社グループは、様々な事業を通じて、地域社会に貢献してまいります。

※1 Information and Communication Technologyの略で、情報や通信に関する科学技術の総称

■見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」の概要

  大阪市立大学 医学部 疲労医学教室(所在地:大阪市阿倍野区)と大阪市大医学部発のメディカルITベンチャー・エコナビスタ株式会社(本社:東京都千代田区)が共同開発した「ライフリズムナビ+Dr.」を、当社のICTを用いた高齢者見守りシステムの研究結果を元に新たにカスタマイズしたもの。

◆カスタマイズした、複数のセンサー情報による見守りシステムのイメージ

《特徴》

① 従来の「単独のセンサー情報から入居者の状態を判断する」のではなく、「複数のセンサー情報にもとづく状態把握で見守り」を行うことが可能。

② 新たにナースコール(株式会社平和テクノシステム製 Yuiコール)と連携したことにより、より利用者の日常生活をサポートできる環境へ。

《導入システム》

  居室にべッドセンサー、人感センサー、温度センサー、開閉センサー等を設置し、リアルタイムでデータを集計。
  集計したデータを施設のパソコンと施設職員のスマートフォンに配信。個別の設定が可能なので、入居者一人ひとりに合わせた見守り介護を実現します。

◆物件概要

物件名 グランフォレスト ときわ台
所在地 東京都板橋区常盤台3-19-2
最寄駅 東武東上線「ときわ台」駅 徒歩8分
敷地面積 1,935.76㎡(585.57坪)
延床面積 2,296.38㎡(694.66坪)
利用者定員数 55名

以上

《リリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 内藤・森永
TEL:03-3214-2270
《リリースに関するお問い合わせ先》
株式会社フィルケア
経営企画部 坂口
TEL:0120-546-366