ニュースリリース
(2016年)

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2016年06月23日

「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」への参加・出展のお知らせ

  住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、2016年7月30日(土)~8月28日(日)に東京お台場で開催される「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」に参加、出展致しますのでお知らせします。

  HOUSE VISIONは、デザイナーの原 研哉氏を世話人として「家」を多様な産業の交差点と見立て、未来の住まい方を様々な視点から提案するプロジェクトです。2010年より活動を開始し、「研究会」「シンポジウム」を通じてさまざまな建築家、研究者や企業、行政が対話を重ねています。2013年には第1回目のTOKYO EXHIBITIONが「新しい常識で家をつくろう」というテーマのもと開催され、当社も参加致しました。現在この活動は日本国内のみならずアジア各国にも広がっています。

  今回が2度目の開催となるTOKYO EXHIBITION は、「CO-DIVIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる」をテーマとしています。一人暮らし世帯が増加する一方で、SNSなど新たなネットワークの発達によって人と人との繋がり方にも変化が起こる中、各参加企業と建築家・デザイナーが協働して、人が集う場としての「住まい」の新しいあり方を提案します。


市松の水辺イメージ

  住友林業は今回、未来の住まいのあり方として、「そら植物園」の代表でありプラントハンターの西畠清順氏、建築家の隈研吾氏と共に、仮設型で移動可能な都会のオアシスの提案・展示を行ないます。「市松の水辺」と題されたこのオアシスは、市松模様に組み合わせた国産材で作られたウッドキューブに水と植物を交互に配置することで、木と緑と水による都会の「涼」を生み出します。当社オリジナルの桧の集成材で制作されたウッドキューブを集めて組み合わせ、人が集う場を創出することを意図したものです。

  植栽は西畠氏の選択により、真夏の暑さにも耐えうるよう伝統的な活花の技術を用い、展覧会期間に合わせて新芽の調整が行なわれた青々とした楓が配置される予定で、真夏のお台場に涼やかな緑の木陰を演出します。


エントランスイメージ

  また、当社出展スペースのみならず、会場のメインストリートやセンターハウス内部など隈研吾氏設計の共有部分においても、「人が営む空間は自然素材であるべき」という隈氏の考えから、福島県産の105mm角の一般流通杉材を当社にて調達、施工を担当します。隈氏のデザインによって美しい空間を形成する一般流通杉材は、展覧会終了後は他の建築資材や燃料等様々な用途にリユースされる予定で、木材のサステナブルな利用を実現します。

  住友林業グループは今後も、業種を超えた様々な協働を通じて新たな知見や技術を生み出し、木材利用の可能性を追求していきます。

【参考】

■HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION 開催概要

会期 2016年7月30日(土)~8月28日(日)の30日間
(プレスデー 7月29日)
11:00~20:00(入場受付時間19:30)
会場 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)青海駅前 特設会場
(臨海副都心J区/東京都江東区青梅2-1)
公式サイト http://house-vision.jp
問い合わせ先 日本デザインセンター 原デザイン研究所 HOUSE VISION事務局
担当;西 朋子(MAIL. TEL.03‐6264‐0330)
展覧会ディレクター 原 研哉
主催 HOUSE VISION実行委員会
制作・進行 日本デザインセンター 原デザイン研究所
会場構成 隈研吾

以上

《ニュースリリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 橋本・森永
TEL:03-3214-2270