ニュースリリース
(2016年)
2016年09月29日
~木造戸建住宅の快適さを意識したコミュニティスペースを提案~
木造温浴施設「天然温泉たかもりの湯」がオープン
住友林業が(有)築館クリーンセンター(所在地:宮城県栗原市)より設計・施工を請負い建設した当社初の木造温浴施設、「天然温泉たかもりの湯」が9月30日(金)にオープンします。
本施設は栗原市築館地区の高台という立地を活かし、開放的な景観を取り込む工夫をこらした施設です。建物外部はシーサンドコート吹付けで黒を基調に仕上げており、シックで高級感あふれる外観としています。幅2m40、長さ21mの木造の屋外デッキは開放的で、ゆったりとした空間を演出しています。
建物内部は木造戸建住宅ならではの木の温もりや暖かさを意識。リビングに家族が集まるように地域の方が集い会話を楽しめるコミュニティスペースとなるよう設計しました。室内の中心には暖炉を設置し、食事処や25畳のくつろげる畳スペース、Barカウンターを設置する等、「和」を意識しつつモダンでリラックスできる空間にしています。また、構造材である柱や梁を現わしとすることで、木の優しさや温かさが伝わる空間に仕上がりました。自然に囲まれた環境を活かした健康増進と地域コミュニティの活性化図る場所として建設しています。
宮城県内で最大の面積をもつ栗原市は、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災と2度の大きな震災に見舞われながらも、地方創生に向け行政と市民が一体となって街づくりを推進しています。
当社は2012年より、同じ宮城県内の東松島市にて「復興まちづくりにおける連携と協力に関する協定」を締結し、新たな産業の創出、木を軸とする「木化都市」構想の実現に向けて、市の取組をサポートしています。東松島市での取組を参考に、栗原市築館地区での地域振興を検討している(有)築館クリーンセンターに対し、地域活性化に関する提案を実施。2015年12月より温浴施設の建築を進めて参りました。
今後は温浴施設周辺エリアの土地を活かした農業の活性化に加え、レストランやカフェ、人々が集う宿泊施設など、街づくりをサポートしていきます。当社は引き続き「木」の良さや特徴を活かした施設の提案、「木」を軸とする街づくりに貢献してまいります。
【物件概要】
運営主体 | 有限会社 築館クリーンセンター |
所在地 | 宮城県栗原市築館字上高森下24-1 |
用途 | 温浴施設 |
建築面積/延床面積 | 444.80㎡/(134.55坪) 414.05㎡(125.25坪) |
設計・施工 | 住友林業株式会社 |
構造 | 木造 平屋 |
温泉の種類 | 天然の源泉掛け流し |
効果・効能 | 疲労回復、冷え性、関節リウマチ等 |
以上
《リリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 内藤・佐藤
TEL:03-3214-2270
《木化事業に関するお問い合わせ》
木化営業部
TEL:03-3214-2535