ニュースリリース
(2016年)
2016年11月30日
ミャンマーにおける寺子屋校舎建築支援
「ミャンマー寺子屋応援チーム」による3校目が完成、開校セレモニーを開催
住友林業は、2013年12月よりミャンマーでの寺子屋建築支援を行う「ミャンマー寺子屋応援チーム」の発起人を務めています。この度3校目となる寺子屋校舎が完成し、11月12日に開校セレモニーが開催されました。代表取締役会長 矢野 龍 をはじめ、プロジェクトを支援する日本企業13社20名が現地を訪問し、寺子屋で学ぶ子供たちから歓迎を受けました。
ミャンマーでは公立の学校は授業料や制服は無料ですが、文房具、寄付金の負担があり、経済的な理由や近くに公立校がないなどの理由で学校に通うことができない子どもたちが数多く存在します。寺院で僧侶が運営する寺子屋がその子どもたちの教育の受け皿として重要な役割を担っています。
本寺子屋は、ミャンマー社会の発展に役立ちたいという趣旨に賛同する19社5個人からの寄付により建築されました。2014年10月に完成した1校目、2015年11月に完成した2校目に続き、3校目となります。ミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊の南ダゴン地区にあるこの寺子屋は、小学校1年生から5年生約180名が勉学に勤しんでいます。建替え前は、簡単な校舎しかなく、特に雨季の大雨の日には授業ができないような環境でした。
開校セレモニーでは寺子屋で学ぶ子供たちから花束や踊りの歓迎を受け、盛大に行われました。式典に出席した応援チームの参加企業を代表して当社会長の矢野龍は「新しく建築された寺子屋で一生懸命に勉強してミャンマーの未来のために頑張ってください」とお祝いのメッセージを送り、参加者全員で生徒一人ひとりに文房具セットをプレゼントしました。
住友林業グループは今後も事業活動を通じた経済的貢献に加え、「ミャンマー寺子屋応援プロジェクト」を継続して支援してまいります。
以上
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住友林業株式会社
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