ニュースリリース
(2017年)
2017年11月02日
住友林業 インドネシア住宅市場へ参入
初の戸建分譲住宅事業を開始
住友林業株式会社(社長:市川 晃、本社:東京都千代田区)は100%子会社のSumitomo Forestry (Singapore) Ltd. (以下、SFS社)を通じ、インドネシア共和国で戸建分譲住宅事業を開始します。
本事業は同国の上場不動産開発会社Pt. Summarecon Agung Tbk(以下、スマレコン社)との共同事業で、プロジェクトの総投資予定額は約30百万USドル。2021年中の販売完了を目指します。
このプロジェクトはスマレコン社と合弁の特定目的会社(以下、SPC)を設立し、約160戸の戸建住宅をジャカルタ郊外の都市ブカシで建設・販売するもので、東南アジアでは当社初の戸建分譲住宅事業です。SPCの出資比率はスマレコン社51%、SFS社49%。
スマレコン社はインドネシア国内で有数の不動産開発会社であり、ジャカルタ郊外でタウンシップ開発※を行っています。
※タウンシップ開発:住居やオフィス、商業施設、ホテルなどの総合開発
当プロジェクトにより、スマレコン社と長期的なパートナー関係を構築。両社が長年培ってきたノウハウを活かして上質な住空間を提供し、インドネシアの住生活の発展に寄与します。
■エリア特徴
安定的な経済成長が続くインドネシアでは、首都ジャカルタの人口が増加傾向にあります。ジャカルタ首都圏では高速道路やLRT(高架式の次世代型交通システム)など交通インフラの整備が進んでおり、ジャカルタ中心部へのアクセスが良好な郊外の戸建住宅に人気が集まっています。
本事業地は、スマレコン社が2010年から開発している「スマレコン・ブカシ・タウンシップ」事業地内に所在。同開発エリアはジャカルタ中心部から約15~20km、鉄道で約25分の距離に位置し、通勤利便性に優れています。
また開発エリア内には循環バスが開通。居住地区から商業施設、鉄道駅等へのアクセスが容易です。中心部にショッピングモールを配置し、付近にはホテル及び高層コンドミニアムが建設されています。
■物件概要
所在地 |
: |
インドネシア ブカシ市 「スマレコン・ブカシ・タウンシップ」開発地内 |
総戸数 |
: |
約160戸 |
敷地面積 |
: |
約44,000㎡ |
住居構造・階数 |
: |
鉄筋コンクリート造、地上2階建て |
第一期販売開始 |
: |
2018年7月 |
■事業地エリア地図■
<ご参考>
■スマレコン社 概要
会社名 |
: |
Pt. Summarecon Agung Tbk (1990年インドネシア証券取引所上場) |
所在地 |
: |
Plaza Summarecon Jl. Perintis Kemerdekaan No 42 ジャカルタ インドネシア |
設立 |
: |
1975年 |
代表者 |
: |
Soetjipto Nagaria 氏 (President Commissioner) |
事業内容 |
: |
不動産事業、運営等 |
従業員数 |
: |
1,380名 (2016年12月時点) |
スマレコン社 は、1975年に設立し、1990年にインドネシア証券取引所に上場。現在、本事業地が所在するブカシの他、クラパガディン、セラポン、カラワン、バンドンでタウンシップ開発を行っています。
以上
《リリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 大西・真鍋
TEL 03-3214-2270