ニュースリリース
(2018年)
2018年02月09日
住友林業グループCSRレポート2017
第21回環境コミュニケーション大賞で「生物多様性報告特別優秀賞」受賞
「住友林業グループCSRレポート2017」が、第21回環境コミュニケーション大賞の環境報告書部門で「生物多様性報告特別優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)」を受賞しましたのでお知らせします。
環境コミュニケーション大賞は、環境省と一般財団法人 地球・人間環境フォーラムが主催し、優れた環境報告書や環境活動レポートなどを表彰する制度です。事業者の環境経営および環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的としています。
当社の本年度CSRレポートは、「トップコミットメント」「CSR活動ハイライト」のほか、全体を「CSR経営」「経営体制」「社会性報告」「環境報告」の4パートに分け、CSRに関する考えや方針、具体的な活動を掲載しました。この中で紹介した、森林経営や植林活動、生物多様性の保全活動が高く評価されました。
木を植え森を育んでいくことは、「木」を軸に事業を行う企業としての持続可能性を担保すると同時に、土砂災害防止や生物多様性保全といった公益的機能の維持など、社会課題の解決に寄与しています。住友林業グループは木の魅力を最大限に活かしながら時代の要請に応える新たな価値を提案し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
今回の受賞についての主催者講評は以下の通りです。
愛知目標達成のため2012年に制定した、森林の持続可能性の追求、森林及び木材によるCO2の吸収・固定の拡大というグループ共通の生物多様性長期目標を、国内外での多くの植林活動や、森林経営の経験を活かした熱帯地域等でのコンサルタント事業で実践している。社会・環境貢献緑地強化システム(SEGES)の取得支援や植栽「ハーモニックプランツ®」(※)の普及活動をはじめ、全事業を通して生物多様性を育む森林育成に貢献していることが、分かりやすく述べられている。
※ハーモニックプランツ:植栽する地域の生物多様性に配慮して行う、住友林業緑化(株)独自の植物提案。
なお当社グループは、事業活動そのものを通して社会に貢献していくという考えから、従来個別に発行してきたCSRレポート(ダイジェスト版)とアニュアルレポートを統合し、本年度より統合報告書を発行しています。財務情報・非財務情報を含めた事業活動状況や中長期的な企業価値向上のための当社グループの取り組みを紹介し、ステークホルダーの理解を深める一助とすることを目的としています。
■ CSR情報:http://sfc.jp/information/society/
■ CSRレポート ダウンロードページ:http://sfc.jp/information/society/pdf/
■ 統合報告書 ダウンロードページ:http://sfc.jp/information/ir/library/annual/
以上
《リリースに関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 橋本・佐藤
TEL:03-3214-2270