ニュースリリース
(2018年)

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2018年03月13日

住友林業株式会社
住友林業緑化株式会社

生物多様性に配慮した「フォレストガーデン秦野」
戸建住宅団地で第一号のABINC(エイビンク)認証

 住友林業緑化株式会社(社長:神谷 豊 本社:東京都中野区)は3月13日、神奈川県秦野市の戸建住宅団地「フォレストガーデン秦野」で、いきもの共生事業所認証(ABINC 認証)を取得しました。戸建住宅団地・街区版部門での認証第一号です。ABINC認証制度は自然と人との共生を企業に促すため、生物多様性保全の取り組み成果を認証する制度です。 

 同制度は一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会※1が、企業の生物多様性に配慮した緑地づくりや管理・利用などを第三者評価・認証するものです。 認証基準には一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が作成した「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」及び「土地利用通信簿®」を使用しています。


 2014年からオフィスビルと商業施設を対象に認証を開始。その後、集合住宅や工場へと対象を拡充しています。2017年度には戸建住宅団地・街区版と物流施設版を新設し、先進的な取り組みをしている「フォレストガーデン秦野」が戸建住宅団地・街区版の第一号として認証されました。


 住友林業緑化は住友林業の100%子会社で緑化事業の専門会社です。緑に囲まれた潤いのある環境づくりを広くサポートしています。

 同社が植栽を担当した「フォレストガーデン秦野」の街並みのコンセプトは「生きものと共生できる緑のまちづくり」です。自生種をはじめ「ハーモニックプランツ®」※2の手法により質の高い緑を実現しています。湧水を活かした持続可能な水循環への配慮等が認証の決め手となりました。


 住宅地の中心に位置する公園(公園は秦野市管理の為、認証範囲外)は、昔から地域の人々に利用されてきた湧き水が豊富です。水辺には絶滅危惧種のホトケドジョウなど、多彩な水棲生物が生息し、カワセミも訪れ、現在も豊かな生態系が維持されています。

 住友林業緑化は住民の皆様と共に、勉強会・モニタリングを実施する他、定期的に植栽維持管理をサポートし、継続的に豊かな住環境を創出し続けることで資産価値向上へのサポートを進めてまいります。

 

【フォレストガーデン秦野 認証対象範囲】

所在地:神奈川県秦野市今泉

認証範囲:分譲宅地28戸、条件付宅地15戸 全43戸

※1Association for Business Innovation in harmony with Nature and Community<略称ABINC(エイビンク)>

※2住友林業緑化は、わが国の生物多様性を守るため、生態系や遺伝子系統に対する影響などを踏まえ植栽計画地に応じた緑化植物を選択しています。このような生物多様性に配慮した緑化植物を「ハーモニックプランツ」と名付け、全ての緑化活動に適用しています。

 

以上

≪ 本件に関するお問い合せは、下記にお願いいたします。≫

住友林業株式会社

コーポレート・コミュニケーション部 真鍋・佐藤

TEL:03-3214-2270

《お客様お問合せ先》

住友林業緑化株式会社 分譲緑化部

TEL:03-6832-2234