ニュースリリース
(2018年)
2018年03月30日
ミャンマーにおける寺子屋校舎建築支援
「ミャンマー寺子屋応援チーム」による4校目が完成
住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、2013年12月よりミャンマーでの寺子屋建築支援を行う「ミャンマー寺子屋応援チーム」の発起人を務めています。毎年度、1棟の校舎を建築、寄付していますが、この度4校目となる寺子屋校舎が完成しました。
ミャンマーでは公立の学校は授業料や制服は無料ですが、文房具、寄付金の負担があり、経済的な理由や近くに公立校がないなどの理由で学校に通うことができない子どもたちが数多く存在します。寺院で僧侶が運営する寺子屋がその子どもたちの教育の受け皿として重要な役割を担っています。
4校目となるこの寺子屋は、ミャンマー社会の発展に役立ちたいという趣旨に賛同する20社6個人からの寄付により建築されました。これまでの3校はミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊に建設してきましたが、今回は地方の子どもたちの教育に貢献するため、ミャンマー第2の都市マンダレー市に建設しました。この寺子屋は、ミャンマー最後の王朝であるコンバウン朝の宮殿からも近い市街地にあるため、小学1年生から中学4年生まで、約520名もの児童、生徒が勉学に勤しんでいます。これはミャンマー寺子屋応援チームにとって過去最大の児童・生徒数の寺子屋です。建替え前は低層の雨漏りするような校舎で、増加する人数に対応できない状況でしたが、鉄筋コンクリート3階建ての校舎に生まれ変わりました。
2017年12月には、プロジェクトを支援する日本企業7社13名が現地を訪問し、建設セレモニーを行いました。寺子屋で学ぶ子供たちから花束や踊りの歓迎を受け、セレモニーは盛大に行われました。また、参加者からは子供たち一人ひとりに文房具セットをプレゼントしました。
住友林業グループは今後も事業活動を通じた経済的貢献に加え、「ミャンマー寺子屋応援プロジェクト」を継続して支援してまいります。
以上
≪リリースに関するお問い合わせ先≫
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 橋本・佐藤
TEL:03-3214-2270