ニュースリリース(2018年)

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2018年04月19日

わたらせ樹木育苗センター
群馬県みどり市に開設

 住友林業株式会社(社長:市川 晃、本社:東京都千代田区)は4月19日、群馬県みどり市に「わたらせ樹木育苗センター」を竣工しました。独自に開発したコンテナ苗の生産技術で年間10万本の苗木を生産します。当社では5番目の育苗センターです。

当社は苗木の生産体制を強化しており、全国で年産140万本体制となります。今後も更に拡大していく計画です。


施設概要

所在地

群馬県みどり市東町荻原483番他

施設面積

育苗・作業棟 936㎡、屋外養生スペース 1,071㎡

事業内容

コンテナ苗の生産(カラマツ、スギ)

生産能力

年間10万本

総工費

約6,400万円



 本施設は苗木の育成環境の最適化と季節に関係なく年間を通じて生産することで小面積での大量生産と苗木の品質向上を目指します。 

 今回、複数拠点間の連携方式を初めて採用し、2017年3月に竣工した当社の岐阜樹木育苗センターで種子から発芽させた幼苗を本施設で育苗。発芽工程を別拠点で行うことで労働負担を軽減します。また暖房機としてペレットボイラーを導入し苗木の成長を促進します。

 今後、みどり市や地元森林組合等と連携して健全な森林資源の育成や品質の優れた林業種苗の確保等に取り組み、森林資源を最大限に活用します。


 全国的に森林が伐採期を迎え、国産材利用の機運が高まる一方で再造林用の苗木は不足しています。林業をサステナブルな産業として発展させるためには、伐採後の土地に計画的な植林が重要です。

 当社は不足する苗木のため、本施設のほか宮崎県日向市、高知県本山町、岐阜県下呂市、北海道紋別市の計5施設を保有し、生産体制を整備しています。また林業経営の効率化に向け、林業用アシストスーツ※1の開発や早生樹林業※2の研究など最先端の技術開発に取り組み、日本の林業の活性化に貢献していきます。


 当社は全国各地に社有林を保有しており、その面積は合計約48,000ヘクタール、国土面積の「約800分の1」です。2006年9月には、日本独自の森林認証制度であるSGEC※3を全社有林で取得し、森林管理の適正さを第三者機関から評価されています。新規に山林を購入した際も順次認証取得していきます。



※1 造林作業の労働負担を軽減するためのパワーアシストスーツ。「林業用アシストスーツ研究開発コンソーシアム」で開発をしており、住友林業株式会社、(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所、株式会社ATOUN、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学で構成。2025年の実用化を目指して開発を進めている。

※2 早生樹林業とは、スギ、ヒノキと比較して成長が早く短い伐期で収穫が可能な樹木で林業を行うこと。早生樹にはにコウヨウザン、センダン、ヤナギ、シラカバなどがある。

※3 SGEC(エスジェック):Sustainable Green Ecosystem Council(「緑の循環」認証会議)の略称。持続可能な森林経営が行われていることを第三者機関が証明する森林認証制度。

以上

≪リリースに関するお問い合わせ≫

住友林業株式会社

コーポレート・コミュニケーション部 真鍋、大西

TEL:03-3214-2270

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