ニュースリリース
(2019年)
2019年10月30日
「ウッドデザイン賞2019」受賞
~“木のある豊かな暮らし”の普及・発展を目指して~
住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)筑波研究所の新研究棟が10月25日に「ウッドデザイン賞2019」を受賞しました。木を使って人の心を豊かにし、身体を健やかにしているものが対象である「ハートフルデザイン部門」での受賞で、第1回「ウッドデザイン賞2015」から5年連続の受賞となります。
林野庁が後援する「ウッドデザイン賞」は木の良さや価値を再発見させる製品や取り組み、技術から特に優れたものを消費者目線で選び、木材利用を促進する顕彰制度です。応募対象は技術・研究等、木に関するあらゆるモノ・コトを対象とし“木のある豊かな暮らし”を普及・発展させて日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。
住友林業グループは、持続可能な社会の実現に向け、再生可能な資源である「木」を活かし新たな提案に向けて引き続き技術開発を進めてまいります。
【受賞の概要】
■建築・空間・建材・部材分野 ハートフルデザイン部門
筑波研究所 新研究棟/ 住友林業㈱
<W350計画>実現を見据えた要素技術の一つとして機能性と意匠性を両立したポストテンション技術のオリジナル構造を採用した純木造の中大規模建築です。「木を科学する」先進技術や木に関する幅広い知見を発信する拠点である筑波研究所のオフィス棟として10月21日に完成しました。木造3階建て(高さ15mを超える)で、内装は「全館避難安全検証法」の大臣認定及び燃えしろ設計による木の現し※にしています。木造建築物を対象とした「全館避難安全検証法」の大臣認定を取得した国内初の事例で、それにより内装制限等を緩和し、木質部材を現しにして温かみのある空間を実現しています。
※現し:木造建築で柱や梁などの構造材が見える状態で仕上げる手法
【参考】 筑波研究所 新研究棟完成 「W350計画」・「木と緑を科学する」研究拠点(https://sfc.jp/information/news/2019/2019-10-21.html)
以上
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住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 平川・佐藤
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