ニュースリリース
(2020年)

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2020年03月23日

木に関するトータルコーディネートサービス開始
~第一弾は㈱資生堂の新ブランド「BAUM(バウム)」~

 住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は、苗木の育成から植林、木材の活用まで、ノウハウを一元化して提供するトータルコーディネートサービスを開始します。その第一弾は株式会社資生堂(社長:魚谷 雅彦 本社:東京都中央区)の新ブランド「BAUM」のコンセプト「樹木との共生」へのサポートです。


 資生堂が発表する新ブランド「BAUM」は、日本人が古来より大切にしてきた自然との共生や、循環資源の象徴である樹木がコンセプトです。全化粧品の90%以上を自然由来の素材から作るだけでなく、森林資源の循環利用を、未来につなぐサステナブルな活動として取り組んでいきます。

 ※ 全化粧品において自然由来指数90%以上(水含む)、ISO16128準拠


 「BAUM」の容器材料に使用している「オーク(ナラ)」の苗木を中心にBAUM店舗内で育成し、ブランドコンセプトを訴求するとともに、育てた苗木を植樹し森林資源の循環を実現します。将来的には、植樹した木を商品に活用することも視野に「サステナブル」なブランドの実現を目指します。


 住友林業は、資生堂がBAUMで取り組む樹木資源を未来につなぐための全ての工程において、これまで様々な事業で培ってきたノウハウを提供し、森林資源の有効活用をトータルサポートしていきます。


<当社の役割>


<BAUMの店舗について>

BAUM 商品を販売する店舗は、樹木の恵みと出会う場所をコンセプトに設計。都会の喧騒にストレスを感じる日々の中で、しなやかに美しく生きる本能を感じ、ひと時の安息を得られる止まり木のような存在を目指しています。商品の香りに癒されたり、実際に商品を手に取りながら、上質なくつろぎの時間を過ごせるような空間と体験が享受できます。











 住友林業は2014年に「森林・緑化研究センター」を設立し、自治体や民間企業へ山林管理や緑化、環境保全の取り組みなどに関するサービスを提供してきました。


 近年、環境意識の高まりやESG投資の拡大により、森や木に関する注目が高まっています。そこで森林・緑化研究センターでは、住友林業グループが保有する木に関する様々な知見をトータルコーディネートサービスとして提供する事業を計画。今回の資生堂との取り組みが、そのサービスの第一弾となります。


 住友林業グループは創業時から再生可能な資源である「木」を軸に事業を展開しています。国内に約48,000ha(国土面積の約800分の1)の山林を管理・保有。再生可能で人と地球環境にやさしい自然素材である「木」を活かし、人々の生活に関するあらゆるサービスを提供しています。

以上

《お問い合わせ先》

住友林業株式会社

コーポレート・コミュニケーション部 河村・平川

TEL:03-3214-2270

《サービスに関するお問い合わせ先》

森林・緑化研究センター 喜多・中村

TEL:03-3214-3635