ニュースリリース
(2020年)
2020年09月11日
「第33回日経ニューオフィス賞」を初受賞
~木と緑を科学する、筑波研究所 新研究棟~
住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)筑波研究所の新研究棟(2019年10月完成)が、第33回日経ニューオフィス賞の「ニューオフィス推進賞」を受賞しました。当賞は、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催するもので、 快適かつ機能的な、また創造性を高める環境が整っているオフィスを表彰しています。 9月11日(金)、応募総数125件の中から選ばれた企業が集まり、日本経済新聞社東京本社にて表彰式が行われました。
「木と緑を科学する」筑波研究所の新研究棟は収容人数が最大140名の木造オフィスビルです。当社は創業から350周年を迎える2041年を目標に環境木化都市の実現を目指す研究技術開発構想「W350計画」をスタートしており、今回受賞した新研究棟はその拠点としての役割も担います。機能的なオフィススペースに加え木の良さを発信するギャラリーやカンファレンスルームを備えており、その全てに木の価値を高める技術を盛り込みました。
オフィス空間には、グループ企業の住友林業クレスト株式会社が製造した無垢材のオフィス家具や社有林(北海道)を使ったビッグテーブルでのコミュニケーションエリア、研究に没頭できるコンセントレーションコーナー※1、タッチダウンエリア※2など、研究員が働く環境を自ら選べる(ABW※3)ようにデザインしました。
※1 籠れるような半個室の設えにすることで、集中力を高めて業務に取り組めるように設置したコーナー。
※2 LANと電源を用意して、他のオフィスからやってきた社員が作業できる環境を整えた場所。
※3 ABWとはActivity Based Workingの略で、仕事の内容や目的に合わせて場所を選択でき、多様な働き方を実現できる考え方。
■筑波研究所 新研究棟概要
事業者 住友林業㈱ 筑波研究所
建築地 茨城県つくば市緑ヶ原3-2
建築面積 1,120.27㎡ (338.9坪)
延床面積 2,532.67㎡ (766.1坪)
1F:1,001.95㎡
2F: 894.44㎡
3F: 636.28㎡
構造 オリジナルポストテンション構造
木造3階建 準耐火構造
用途 研究施設
プロジェクトマネジメント 住友林業株式会社
設計 株式会社le style h/Atelier Asami kazuhiro
住友林業株式会社 木化推進部(当時/ 現:建築市場開発部)
施工 川田工業株式会社
工期 着工 2018年3月26日 竣工 2019年9月30日
以上
《本件に関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部 佐藤・真鍋
TEL:03-3214-2270