重労働な植林地へのコンテナ苗木運搬の労働負荷を軽減させるために、「林業用運搬ドローン」の共同開発を行いました。
高精度のGPSを搭載し、運搬ルートを記憶させることでドローンの自動飛行や遠隔のモニター操作での荷下ろしも可能です。
これまで80分必要だった距離も往復で5分に短縮できます。数名で行っていた作業もドローン1台でできるため、確実な省力化や人件費削減が見込むことができ、作業スケジュールの短縮も可能になります。
パワフルかつスピーディーな飛行運搬で、
重労働な苗木運搬を劇的に軽減
最短ルートの飛行運搬で、これまで80分必要だった距離を往復で5分に短縮できます。運搬重量は1度に8~10kgで、1台の作業スピードは8人分以上の作業量に匹敵します。
※1時間あたり125㎏(5時間で6千本のコンテナ苗木)を運搬した実績があります。
過酷な環境下にも負けない強固なフレームで安定飛行
大きな推進力への耐久性と通年使用可能な強固なフレームは、30kgの瞬間荷重が発生しても飛行を続けられます。
また、ウインチで荷物を巻き上げることで風の抵抗を抑え安定飛行を実現させています。
運搬物の切り離しを自動化
運搬物が着地すると自動的に外れるフックを開発しました。
ドローンの着地が困難な傾斜のある現場でも荷外しができ、作業者も飛行中の機体に近づく必要がないため安全性も確保できます。
標準装備のカメラにより、手元のタブレットで自動飛行中や荷下ろしの状態をリアルタイムで確認することができます。
高精度なGPSを搭載してドローンの往復飛行を自動化
アプリケーションで地図上をタップすると、飛行プログラムを設定することができます。高精度なGPSを搭載して往復移動を自動化することで、遠く離れた場所でも1m×1mの範囲に運搬物を下ろします。
ドローンによる苗木運搬
※共同開発先の株式会社マゼックス作成のパンフレットをダウンロードできます。