性能品質

耐震性、耐火性、断熱性、耐久性。
安心・安全の性能で
住まいと暮らしを守ります。

家族の安全を守る。

〈耐震性〉

軸組構造と面材の力による強靭な躯体。

柱や梁で構成される軸組構造に、壁や床などの面材を一体化。大地震や暴風雨によって巨大な力が加わっても、接合部に力が集中することを抑制し、建物の変形やねじれを抑えます。

構造全体の強さを強化する「Dパネル」。

地震の揺れに耐える高強度建材「Dパネル」を壁に使用。一般的な筋かいを使用する構造に比べて、強い構造を実現します。

建物の変形を抑える「三層床構造」。

地震の横揺れによる変形を抑えるため、剛床パネルに加え、シージングせっこうボード、木質フロアを組み合わせた厚さ48.5mmの三層床構造を採用しています。

強度の高いベタ基礎と最適な基礎設計。

地面にかかる力が分散し、より強度がアップするベタ基礎を採用。基礎および建物は、独自に開発した構造計算システムを用いて一邸ごとに最適な構造を設計します。

優れた耐震性能を振動実験によって検証。

構造モデルで阪神・淡路大震災の
1.2倍の揺れに耐えつづけることを確認。

巨大な地震の連続に対しても急激に
耐力が低下しない性能の高さを検証。

※構造モデルは「きづれパネル」を採用したものです。「きづれパネル」は、物件によっては採用していない場合があります。

「地震エネルギー吸収パネル」が
地震エネルギーによる建物の
変形を最大約70%抑えます。

従来の高い耐震構造に加え、「地震エネルギー吸収パネル」を開発。地震のエネルギーによる建物の変形を一般的な筋かい工法に比べ、最大約70%抑えます。さらに、繰り返しの中小地震に対しても強さを維持し、その優れた耐震性能を発揮しつづけます。

※「地震エネルギー吸収パネル」は、物件によっては採用していない場合があります。

耐震性能が優れているため、
一般的な木造住宅に比べて、
地震保険料が割安になります。

【保険料算出の前提条件】
1.契約プラン:住友林業オリジナル地震保険 2.保険の対象地:東京都 3.保険期間:35年 4.保険料払込方法:5年一括払い(地震保険の最長期間は5年となっており、7倍として計算しています) 5.建物保険金額: 1,250万円 6.免責金額:0円 7.一般木造の仕様:長期優良住宅非対応・省令準耐火非対応・耐護等級1※住友林業オリジナル地震保険は、スミリンエンタープライズまたは住友林業ホームサービスを代理店として、オーナーの皆様にご提供する三井住友海上を引受保険会社とする、「GKすまいの保険」家庭用地震保険のペットネームです。詳しくは「パンフレット」または「ご契杓のしおり」をご参照ください。
(一例)2019年6月現在

一般的な筋かい工法に比べ、地震時の建物の変形を最大約70%低減したことがわかる解析結果。

地震の力を抑える秘密は「高剛性・高減衰ゴム」。

「高剛性・高減衰ゴム」は、床に落としても跳ねません。その理由は、運動エネルギーを熱に変換しているからです。地震の力は運動エネルギーで、これを熱エネルギーに変換するのが「高剛性・高減衰ゴム」の特性です。地震の力を熱に変えることで、住まいを地震の揺れから守ります。

「高剛性・高減衰ゴム」は、大きな橋や超高層ビルにも採用されています。

「高剛性・高減衰ゴム」は、13トンの荷重に耐える高い耐力があります。全国の斜張橋(しゃちょうきょう)にも採用されており、多くの車が行き来する場所でも運動エネルギーを熱に変換し、振動を吸収しています。超高層ビルにも使用されるなど耐久性にも優れています。

※写真:美原大橋(北海道)

耐震性を確保しながら、開放感あふれる住まいを実現。

住友林業のMB(マルチバランス)構法は、優れた耐震性と設計の自由度の高さを両立。耐震等級最高ランク3の耐震性を確保しながら、窓などの開口部を大きく取ることができます。また、柱や壁を最小限に抑えることが可能となり、明るく開放感あふれる住まいをつくることができます。

被害を最小限に抑える。

〈耐火性〉

火災から住まいを守る省令準耐火構造。

もしも隣の家が火災になっても、延焼から住まいを守る耐火性能があります。万一、室内で失火しても、
不燃材料のせっこうボードが、出火した部屋のみに火災を長時間とどめます。

隣家の火災による延焼から住まいを守ります。

モルタル仕様の外壁を火炎により加熱、壁の構造耐力や遮熱性能などを確認する試験の結果、建築基準法に定められた基準をクリアし、防火構造(30分)の大臣認定を取得しています。また、軒裏には防火構造、屋根には不燃材料等を採用しています。

※断熱材がない状態で実験した時の温度です。実際に断熱材がある状態では室内側温度は、さらに低下すると予想されます。

不燃材料で、室内の火災による延焼を抑えます。

万一の室内からの失火には、壁や天井のせっこうボードが内部に含まれる約21%の結晶水により、壁や天井内部の温度が着火点に到達するのを遅らせ、出火した部屋のみに火災を長時間とどめます。

省令準耐火構造なので、
一般的な木造住宅に比べて、
火災保険料が割安になります。

【保険料算出の前提条件】
1.契約プラン:住友林業オリジナル火災保険・スタンダードプラン(6つの保障プラン) 2.保険の対象地:東京都 3.保険期間:35年 4.保険料払込方法:10年一括払い(火災保険の最長期間は10年となっており、3.5倍として計算しています) 5.建物保険金額:2,500万円 6.免責金額:0円 7.割引:住宅購人者割引(10%)適用 8.一般木造の仕様:長期優良住宅非対応・省令準耐火非対応※住友林業オリジナル地震保険は、スミリンエンタープライズまたは住友林業ホームサービスを代理店として、オーナーの皆様にご提供する三井住友海上を引受保険会社とする、「GKすまいの保険」家庭用火災保険のペットネームです。 詳しくは「パンフレツト」または「ご契杓のしおり」をご参照ください。
(一例)2019年6月現在

安心が長く続く。

〈耐久性〉

構造躯体を良好に保ち、耐久性を向上。

壁体内の結露は、住まいの耐久性を低下させます。住友林業では、独自の通気工法を採用。
壁体内の余分な湿気を放出し、結露を抑え、住まいを長持ちさせます。

独自の通気層が湿気を放出し、
住まいの耐久性を高めます。

室内外の温度差によって壁の内側に生じる結露を抑制するために、壁体内に通気層を設けて構造体に侵入した余分な湿気を放出します。

※サイディング仕様の場合

壁体内の湿気コントロールを動画でご紹介します。

一般的な床下換気と比較して2倍以上の
換気能力がある基礎パッキング工法。

基礎と土台の間にパッキンを施工して、床下換気を促進する「基礎パッキング工法」を採用しています。この工法は従来の床下換気に比較して2倍以上の換気能力があり、基礎と土台を密着させないため、土台の耐久性が向上するという効果もあります。

※「きづれパネル」は、物件によっては採用していない場合があります。

ベタ基礎と防蟻防湿フィルムにより、
地面からの湿気やシロアリの侵入を防ぎます。

地面からは、敷地全体で一日数10リットルもの水蒸気が発生しているといわれます。住友林業では、 べた基礎と特殊なフィルムにより、地面からの湿気やシロアリの侵入を防いでいます。

※地域・地盤の状況により、基礎形状および防湿構造は異なります。

暮らしを快適にする。

〈断熱性〉

高断熱で、寒さも暑さも遮断。

高性能な断熱材と断熱窓により、夏は冷房の涼しさを逃さず、外の熱気が室内に入り込むのを抑えます。
冬は暖房のあたたかさを逃さず、外の冷気が室内に入り込むのを抑えます。

優れた省エネ性能を実現。

躯体に鉄やコンクリートよりも断熱性に優れた木を使用していることに加え、断熱性をより高めて次世代省エネルギー基準を高いレベルでクリア。旧省エネ基準の家と比べ、天井や壁、床の断熱材を大幅に厚くすることで、光熱費削減も可能にしています。

■断熱基準値[W/㎡K](UA 値/外皮平均熱貫流率)

UA値とは住宅の断熱性能を表す数値で、数値が小さいほど性能が高いことを表します。

※熱損失量の軽減を図るため開口面積を抑えたシミュレーションプラン(50坪)による試算です。
※アルゴンガスLow-E複層ガラスを採用した場合の試算です。物件によっては採用していない場合があります。

アルゴンガス入りLow-E複層ガラス。

特殊金属膜をガラスにコーティングした「Low-E 複層ガラス」の中空層に、熱伝導率が低い「アルゴンガス」を封入し、断熱性・遮熱性をアップ。冷暖房効率を高め、光熱費を削減します。

※「アルゴンガス 入りLow-E複層ガラス」は、物件によっては採用していない場合があります。

■アルゴンガス入り Low-E複層ガラス断面図

■熱貫流率の比較(単位:W/㎡K)

※熱貫流率とは、熱の移動を表す数値。室内外の温度差が1℃の時、面積1㎡あたりに移動する熱量(W/㎡K)数値が小さいほど断熱性が高い。

断熱性が高いので
開放感あふれる多彩なプランが可能に。

天井、壁、床の断熱性が高いのはもちろん、窓にも断熱性の高いガラスを使用し、開口部を大きく取ることを可能にしています。明るい光をたっぷり取り入れる大きな窓をはじめ、吹き抜け、リビング階段など優れた断熱性を確保しながら、多彩なプランを実現します。

次世代へ住み継いでいけるように、「住宅性能表示制度」に対応しています。

住友林業の家は、耐震性・耐火性・断熱性・耐久性のすべてにおいて、国が推進する「長期優良住宅」の基準をクリアしています。

※この他に、街並みへの配慮、建物面積などの様々な条件があります。また、定期的な点検を可能とする措置や計画的な維持管理が必要となります。
※これらの条件は、住宅の品質確保の促進などに関する法律に基づく「住宅性能表示制度」の各種等級で一部表されています。※計画によっては等級が異なる場合があります。
※物件によっては対応していない場合があります。