MAHOGANY TREE
マホガニーは成長すると大きく枝を広げ、大きいものだと樹高45mにもなります。その堂々とした姿はまさに、銘木と呼ぶにふさわしい威厳があります。
マホガニーは、中南米が原産のセンダン科マホガニー属の3種の樹の総称です。3種とも樹形は似ており、生育地域によって分類されています。大きいものになると樹高45m、直径2mにもなります。葉は、10~30cmほどの葉軸に4~8枚の小葉を羽状につけます。大きな実がなり、その中には種がびっしり詰まっています。種はプロペラの羽根のような形をしており、風にのってくるくるとまわりながら落ちることもあります。外側の固くて厚い殻と種の間には皮があり、乾燥すると靴べらのような形になります。銘木として名高いマホガニーは、分類学的には異なる樹種も木目や色調が類似しているという理由でマホガニーの名がつけられているものもあります。