ニュースリリース(2011年)

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2011年10月3日

「ビッグフレーム構法」 「地震エネルギー吸収パネル」 「駒沢第二展示場」
「2011年度 グッドデザイン賞」受賞
~ 木の魅力、木造住宅の可能性を追求し、安心の住まいを提案 ~

住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は日本初の木質梁勝ちラーメン構造である当社独自の「ビッグフレーム構法」、地震エネルギーによる建物の変形を抑える「地震エネルギー吸収パネル」、高級和風住宅「駒沢第二展示場」において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。本賞は、グループ会社である住友林業ホームテック(株)(社長:髙桐 邦彦 本社:東京都千代田区 住友林業(株)100%出資)による築100年の伝統工法の戸建住宅リフォーム実例「旧家再生」の昨年の受賞に続き、住友林業グループとしては2年連続の受賞となります。

グッドデザイン賞は、そのデザインが、「くらしを、社会を、豊かにしうるのか」という視点、つまり、デザインの効果・効用という視点から評価が行われています。日本初の木質梁勝ちラーメン構造により強固な躯体と可変性の高さを両立させた「ビッグフレーム構法」、地震エネルギーを熱エネルギーに変換し放出することで住まいを地震の揺れから守る「地震エネルギー吸収パネル」、日本の伝統的な建築技術である数奇屋造りを基盤として、日本人の和の心を大切に、暮らしにおける安らぎの空間を提案する「駒沢第二展示場」等、今回の「グッドデザイン賞」受賞を通し、今後も住友林業グループは木の魅力、木造住宅における可能性を追求し、安心・安全そして快適な住まい、また環境へ配慮した住まいを提案してまいります。最新の技術を活かした高い品質と、日本人の暮らしに合う快適さをあわせ持ち、子や孫の世代へ永く住み継いでいくことのできる長寿命で資産価値の高い住まいづくりに貢献していきます。

当社は、「再生可能で人と地球にやさしい自然素材である『木』を活かし、『住生活』に関するあらゆるサービスを通じて、豊かな社会の実現に貢献する。」を経営理念とし、「木」を中心とした総合住生活関連事業をグローバルに展開しています。国土の約900分の1の社有林を保有し、創業以来300年以上の歴史の中で、森や木を適正に管理し、事業に活かし、木を植えて、育て、木材として活用し、使った分だけまた植えるという木材資源の積極活用と持続可能な取り組みを推進してきました。今回受賞の三点は、長年の歴史の中で森を育て木に携わってきた当社が、木にこだわり、それぞれの樹種の特性を知りつくして、部材として、躯体として、また室内提案として、木の力、魅力を引き出し、より快適な暮らしのために開発し提案しているものです。

【受賞の概要】

◆ ビッグフレーム構法

<特長>

ビッグフレーム構法

(1)  日本初の木質梁勝ちラーメン構造となる当社のオリジナル構法で、耐力壁のかわりに構造を支える大断面集成柱「ビッグコラム」を採用し、接合部はオリジナルBFジョイント金物による金物同士を緊結することで強靭な構造躯体を実現する構法。

(2)   オリジナルの構造により、上下階の柱位置の異なるプランにも対応可能で、壁の少ない広々とした大空間や大きな開口部が設計しやすい。

(3)  構造部分(スケルトン)と暮らしに合わせて配置する内装・設備部分(インフィル)を分けて設計するスケルトン・インフィルの考え方に基づいた構法であり、家族構成や住まい方の変化に応じて将来的な間取り変更にも対応しやすい。

<評価コメント抜粋>
集成材を用いたラーメン構造の新しい試みとして注目したい。これまで半剛接構造のシステムは数多く開発されてきたが、純粋なラーメン構造はほとんど見られなかった。これによって開放的な室内空間や片持ち構造のベランダが可能になった点を評価したい。

◆ 地震エネルギー吸収パネル

<特長>

地震エネルギー吸収パネル

(1)  国産材を有効活用し、地震エネルギーを熱エネルギーに変換・放出する特殊な高剛性・高減衰ゴムを組み合わせ、高い耐震性能を有する。

(2)   巨大地震時の地震エネルギーを高剛性・高減衰ゴムに集中させ、熱エネルギーに変換・放出することで、柱・梁等の主要構造部材の損傷を抑制する。日常的に発生する中小地震だけでなく、巨大地震後に発生するケースが多い余震に対しても、地震エネルギーの吸収性能を発揮し続ける。

(3)  耐力壁として、建築基準法で規定される最高性能である壁倍率5.0 の国土交通大臣認定を取得。

<評価コメント抜粋>
本震やそれに匹敵する大きさの余震など、繰り返し起こる地震によって起こる建物の変形を本製品の粘弾性 部材に集中させることで、他の部分の損傷を抑制するもの。木造住宅の長寿命化を実現できるコンセプトが高く評価された。

◆ 駒沢第二展示場

<特長>

駒沢第二展示場

(1)  数寄屋造りという日本固有の建築文化を残しつつ、現代の日本人が心地よく暮らすことを提案する展示場。

(2)  現代の住まいに必要な強い構造と高い性能を兼ね備えながら、大工・左官・建具師・染め師など職人の手業(てわざ)にこだわり、自然素材を加工し、伝統的な技術や材料を伝え、現代の日本人が「永く、美しく住まうことができる家」を新しい感覚で創りあげている。

(3)  「住友林業の家」の設計手法である「涼温房」の思想に基づき、太陽、風、緑など自然エネルギーを住まいに効率的に取り込み、冷暖房設備に頼り過ぎることなく夏涼しく、冬暖かい住まいを実現。

<評価コメント抜粋>
細部にまでこだわって丁寧にデザインされている。数奇屋の魅力が現代の住宅に十二分に生かされていると  ころが素晴らしい。ハウスメーカーとしてこれだけの精度の高い作品を作りあげたことは評価に値する。

■「グッドデザイン賞」概要

「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、公益財団法人日本デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたって新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、のべ受賞件数は37,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。またグッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。

グッドデザイン賞

以上

≪本件に関するお問い合せは、下記にお願いいたします。≫

住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 松家・佐藤
TEL:03-3214-2270
FAX:03-3214-2272

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