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住友林業グループの環境経営
住友林業グループの環境経営
住友林業グループは、経営理念において「持続可能で豊かな社会の実現に貢献」することをうたっています。
「環境方針」では、住友林業グループの全事業における商品・サービスの開発、設計・生産、資材調達・物流、廃棄物管理、サプライヤーや取引先の選定、新規事業立ち上げや合弁・買収時など、商品のライフサイクルや事業の全過程を対象としており、環境と経済とを両立させることで、持続可能な社会の実現に貢献する事業を推進することを掲げています。
例えば、サプライヤーの選定及び評価については、環境方針に基づき「サステナビリティ調達調査」を実施し、新規事業立ち上げや合弁・買収の際には、各事業本部にて環境・社会の両面からもリスクチェックを行っています。
この「環境方針」は、社員手帳やホームページ、ポスターなどに掲載・掲示し、新入社員研修やISO14001内部環境監査員養成講習会、各部署でのミーティングなどで読み合わせの機会を設けるなど、グループの社員一人ひとりへの周知・浸透を図っています。また会議室に掲示し、取引先にも住友林業グループの環境に対する姿勢を共有しています。
「住友林業グループ倫理規範」は、グループ企業だけでなくサプライチェーンも適用範囲としています。この中で「環境共生」をうたっており、取引先や協力会社なども含めて環境への取り組みを進める姿勢を明確にしています。
住友林業グループは、2022年に、SDGsの目標年でもある2030年を見据え、脱炭素社会の実現に向け、グループのあるべき姿を長期的な事業構造に落とし込んだ長期ビジョン「Mission TREEING2030」を策定し、3か年の中期経営計画である「Mission TREEING2030 Phase1」(2022年~2024年)を公表しました。5つの基本方針の一つに「事業と ESGの更なる一体化」を掲げ、この中にサステナビリティ戦略及び新たに特定した9つの重要課題を組み入れた「中期経営計画サステナビリティ編2024」を定め、実行しています。この目標を基に、環境経営を高めていきます。
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住友林業グループ環境方針
住友林業グループは、創業以来、森を育てる実体験を通じて、木の素晴らしさと自然の恵みの大切さを学んできました。自然を愛する企業として環境と経済を両立させ、持続可能な社会の実現に貢献する事業活動を行います。
- 木や森を軸とした事業展開
豊かな生態系を支え、森林機能を維持・向上させる森を育成し、生物多様性の保全や木の積極的活用を図るとともに、新たな価値の創造に取り組みます。 - 環境に配慮した商品・サービスの開発と提供
商品のライフサイクルを考慮し、環境に配慮した商品・サービスの開発と提供を進めます。 - 環境への負荷低減と改善
環境への影響を考慮し、環境汚染の予防や気候変動対策、環境に配慮した調達、資源の有効活用を推進し、環境への負荷低減と改善を図ります。 - コンプライアンス
環境関連法規、規則、国際基準、自主基準、ステークホルダーとの合意事項等を遵守します。 - 環境マネジメントシステム
事業活動における環境関連リスクと機会を適切に把握し、中長期的視点に立って年度毎に環境目標等を設定し、その達成に取り組みます。また、環境マネジメントシステムを定期的に見直し、継続的な改善を進めます。 - 環境教育
当社グループの事業活動に関わる全ての人たちに環境教育を実施し、自主的な環境行動を推進します。 - コミュニケーション
環境方針や環境への取組みを、積極的に公開するとともに、木や森の素晴らしさ、自然の大切さを伝える活動にも力を注ぎます。
代表取締役 社長 光吉 敏郎
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