お客様との
コミュニケーション

生活サービス事業における
お客様とのコミュニケーション

事業を通じた超高齢社会への貢献

日本の高齢化率は2010年に超高齢社会に突入した後も上昇を続け、2022年10月には29.0%に達し、2030年には30%を超えると推測されています。急速に進む超高齢社会への対応は、日本社会における重要課題の一つとなっています。また、少子高齢化に伴う人口の東京一極集中・地方の過疎化は全国的な課題となっています。住友林業はこれらの課題解決に貢献するため、超高齢社会への対応として介護事業を展開し、東京一極集中・地方の過疎化に対しては地域活性化事業を推進しています。介護事業においては、住宅事業で培った快適な住空間を創造するノウハウを活かし、高齢者に向けた安心・安全な住環境の提供を中心に、活き活きとして不安のない生活を長く続けていただくための様々なサービスを展開し、質・量両面での拡充に努めています。

厚生労働省「令和5年版高齢社会白書」より

お客様ニーズに応え、サービスを拡大

住友林業グループは、スミリンフィルケアとスミリンケアライフを通じて、高齢者向けの介護サービスを提供しています。

住友林業グループの質の高いサービスをより多くのお客様へ届けるため、中期経営計画サステナビリティ編において提供室数を拡大することを目標に掲げています。2023年には新規施設開設により提供居室数が1,842室になりました。

スミリンフィルケアの高齢者向け介護サービス事業

スミリンフィルケアは、介護保険基準を上回る職員配置を行い、ご入居者一人ひとりにきめ細かなサービスを提供しています。2023年10月に介護付き有料老人ホーム「グランフォレスト田園調布」を新規に開設し、2023年12月現在、介護付き有料老人ホームは17施設、提供居室数は844室です。併せて同社ではデイサービスセンター3施設を運営し、在宅での生活支援も行っています。

スミリンケアライフの高齢者向け介護サービス事業

スミリンケアライフは、これまで神戸市内に自立と介護の混合型の大規模介護付き有料老人ホーム3施設を展開してきました。介護保険基準の2倍以上の職員を配置し、24時間常駐の看護スタッフと全施設に併設された医療機関が連携し高度なサービスを提供。その質は外部機関からも高く評価されています。2020年5月には、兵庫県西宮市に総戸数309戸の住宅型有料老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅)「エレガーノ西宮」を開設しました。エレガーノ西宮を含む4施設の提供居室数は 998室です。併せて同社は、訪問看護・訪問介護・通所介護など在宅ケアサービスを提供するサービスステーションを7ヵ所展開、在宅での生活支援も行っています。

グランフォレスト学芸大学

スミリンフィルケアが運営する介護付き有料老人ホーム 「グランフォレスト学芸大学」

提供居室数
2024年度目標

1,842

提供居室数
2023年度実績

1,842

お客様の安全・快適な住まいと自然との共生
-グランフォレスト田園調布-

スミリンフィルケアでは、「人」と「木」のぬくもりを大切にし、介護職員・看護職員をはじめとする専門職による安心・安全で快適な暮らしの支援を追求するとともに、木質感あふれ自然と調和する住まいの提供に努めています。

新規施設であるグランフォレスト田園調布においても、住友林業グループの技術・ノウハウを結集し「木」に囲まれた空間づくりを行い、また、スミリンフィルケア独自のリハビリサービスの提供やICTの活用を進めています。

グランフォレスト田園調布外観

グランフォレスト田園調布外観

「木」に囲まれたロビー

「木」に囲まれたロビー

入居者お一人おひとりに寄り添った独自のリハビリサービス「フォレストライフ」

生活機能の維持・向上を図る「生活リハビリ」や、常駐の機能訓練指導員がお一人おひとりに応じて提供する「個別リハビリ」、日々を楽しく過ごす「レクリエーション」サービス、これらを組み合わせたリハビリサービス「フォレストライフ」を提供しています。介護職員だけでなく、理学療法士など専門職のスタッフが一体となって入居者の状態やニーズに応え、「自分らしい暮らし」をサポートします。

ICTを活用した健康サポート

全居室にICTを活用したご入居者見守りシステムを導入し、居室内環境やご入居者の睡眠状態、居室内での活動状況をデータ化。これら「見える化」されたご入居者データを、転倒防止やご入居者の状況把握に活用し、効果的にご入居者の健康状態の維持・改善につなげています。さらに介護記録システムやナースコールの機能を組み合わせ、日々の情報を職員間で共有・連携することでご入居者の変化に迅速に対応できるほか、職員の負担軽減にもつながっています。その他ICT機器として服薬管理システムを導入しており、誤薬や服薬忘れを防止します。

内装や外構に木や緑を多用

グランフォレスト田園調布では、内装に住友林業クレストの木質床材を採用。素足にも優しい素材で足腰の負担を軽減しつつ、木質感でくつろげる空間としています。また、外構・造園は住友林業緑化株式会社(社長:神谷 豊、本社:東京都中野区)が担当。周辺と調和する在来種を中心に緑を配置しています。なお、本建物はBELS★★★★※1及び有料老人ホームとして初めてABIINC認証※2を取得し、環境保全、生物多様性にも配慮しています。

※1BELS (建築物省エネルギー性能表示制度): 
国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示ガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つ。一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が制度運営主体。省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称

※2ABINC認証制度:
一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が、自然と人の共生を企業に促すため、生物多様性保全の取り組み成果を認証する制度。工場、オフィスビル、商業施設、集合住宅、物流施設、戸建住宅団地等で、生物多様性に配慮した建築自体または緑地を計画または配置している建築物を対象とする

住友林業グループの住環境、介護ノウハウを結集
-「エレガーノ西宮」-

スミリンケアライフでは、ご入居者お一人おひとりが個性的で充実した日々を送れるよう、住環境の充実を図るとともに、介護・看護職員や外部医療機関、専門講師や管理栄養士、ケアマネジャーなどが一体となり質の高いサービスの提供を進めています。

エレガーノ西宮では、自社運営の介護保険事業所を併設しています。自立している方から要支援、要介護状態の方まで幅広く入居可能で、介護を必要とする状態になっても安心して暮らせる体制を整えています。それぞれの方が毎日を活き活きと過ごすために、様々な工夫を凝らしています。

住環境のノウハウを活用

随所に住友林業グループの住環境ノウハウを活用しています。吹き抜けのダイニングルームには、木の温もりを感じながらご家族と食事を楽しめる和風のプライベートダイニングを設置。外構と遊歩道は住友林業緑化による設計のもと、四季を身近に感じられるデザインを取り入れました。要介護者向けケアフロアのテラスには、車いすの方でも座りながら園芸を楽しめる花壇があります。介護居室には、筑波研究所で研究開発した木と間接照明で快適な睡眠を促す床頭台を設置しています。また、全戸に緊急コールを設置、一般居室にはWi-Fiを完備し、安心・安全・快適な住まい環境を整えています。

充実の医療・健康サポート

医療サポート面では、認知症の早期発見をを目的としたMRIによる脳ドックと、ガン早期発見につながる腫瘍マーカー検査を全てのご入居者に用意しました。また、健康を維持するためのエクササイズルームでは、水力でマッサージを行うウォーターベッドをはじめ、シニアに適した様々な予防トレーニングマシンを設置、スポーツインストラクターのレッスンも受けられます。

暮らしを彩るプログラム

囲碁、麻雀、水彩画、書道、フラワーアレンジメントなどの文化系プログラムでは、熟練した専門家が講師となり、初心者や要介護者も技術レベルや身体状況に応じて楽しむことができます。神戸女学院大学と提携し、音楽学部の学生・大学院生による定期コンサートも行っています。

エレガーノ西宮外観

エレガーノ西宮外観

吹き抜けの「ダイニングルーム」

吹き抜けの「ダイニングルーム」

車いすの方でも気軽に緑を楽しめる「屋外テラス」

車いすの方でも気軽に緑を楽しめる「屋外テラス」

サステナビリティレポート
2024サイトマップ