ニュースリリース(2008年)

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2008年7月18日

~「インドネシア共和国で、初の木質バイオマス発電によるCDM事業」~
「木質バイオマス発電CDM事業」の承認取得について

住友林業株式会社(社長:矢野 龍、本社:東京都千代田区丸の内1-8-1)のインドネシア共和国で木質建材製造をおこなう持株会社のRPI社(PT.RIMBA PARTIKEL INDONESIA、以下 RPI社)で実施する木質バイオマス発電事業が、国連のCDM理事会により承認され、5月23日付にて登録されましたので下記のとおり、お知らせします。

1. CDM事業の概要

この度、国連CDM理事会より承認されたRPI社のCDM事業は、RPI社周辺の製材所等から排出される木屑・鋸屑等を利用する、インドネシア共和国では初の木質バイオマス発電CDM事業となります。
本CDM事業では既存のディーゼル発電を発電容量4MWの木質バイオマス発電に切り換える事によって、これまで14,900トン排出していた二酸化炭素を、約200トンにまで削減することができます。

住友林業は、毎年国内グループ各社合計で約91,500トンの二酸化炭素を排出し、国内社有林で約237,000トン吸収していますが、当社の社会的使命として、事業活動における二酸化炭素排出削減は不可避と考えています。また、海外のCDM事業で取得した排出量の取引を視野に置き、新たな温室効果ガス削減事業にも取り組む所存です。
なお、本CDM事業により得られたクレジット(CER)は、住友林業が購入し、住友林業グループ各社の削減目標達成や、カーボンオフセット商品等に利用する計画です。

RPI社で生産されるPB(パーティクル・ボード)製品は、原材料は林地の残材や廃材、植林木を使用し、クリーンエネルギーによるCO2排出量の少ない製法で製造されたものとなりますので、LCA(ライフサイクルアセスメント)ではCO2排出量の少ないリサイクル製品に該当します。今後はCO2排出量の表示(カーボンフットプリント)についても検討を進め、環境価値の高いリサイクル製品として差別化を図っていく予定です。

2. RPI社概要

(1) 社  名 PT.RIMBA PARTIKEL INDONESIA(住友林業持株比率50%)
(2) 所在地 Desa Mororejo, Kaliwungu, Kendal, Jawa Tengah, Indonesia
(3) 設  立 1990年6月
(4) 資 本 金 USD1,200万
(5) 代 表 者 北村 聡一郎
(6) 営業品目 パーティクルボード
(7) 既に取得
している
認証
2003年6月 品質マネージメントシステムISO9001(2000)認証取得
2005年10月 環境マネージメントシステムISO14001(2004)認証取得
2007年3月 JISマーク表示JIS A 5908(2003)認証取得
(8) 生 産 量 118,099 立方メートル/年(2007年実績)
RPI社はインドネシア共和国ジャワ島内に立地する大型パーティクルボード(PB)工場であり、近郊の工場廃材などを使用して均質なボードを生産し、インドネシア共和国において高いシェアを確保しています。また、JIS認証を取得したことで品質の高さが認められましたので、他社との差別化を図り、より確固たる事業基盤を築くことを目指しています。

3. その他
(1) パーティクルボード(PB)とは
切削、あるいは破砕された木材の小片(チップ、フレーク、ウェーファー、ストランドなど)に合成樹脂接着剤を塗布し、成形熱圧した板です。
(2) PBの用途
カラーボックス、収納家具、床材、家具の芯材、スピーカーボックス等。
<本件に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。>
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 佐野
TEL:03-3214-2270
FAX:03-3214-2272

以上

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