住友林業グループの事業とESGへの取り組み

生活サービス事業

事業概要

生活サービス事業は、人びとの暮らしをサポートする川下分野の事業を担っています。長年、住宅事業を通じて培った快適な住空間を創造するノウハウを活かし、高齢者に向けた安心・安全な住環境を提供する介護事業を中心に幅広く様々な生活関連サービスを展開しています。

介護事業以外では新規事業として、三重県多気町で2021年7月にオープンした「VISON(ヴィソン)」の宿泊事業に参画。食、自然、健康をキーワードに、地域の資源を活かして産業振興と雇用創出を目指す産官学一体のプロジェクトです。

他にも保険事業やゴルフ場運営など、一人ひとりがいきいきと健康的に暮らせる社会の実現を目指しています。

社会課題と生活サービス事業

事業の主な数字(2022年度実績)
  • スミリンフィルケア

    有料老人ホーム運営施設数 16施設

    デイサービス運営拠点数 3拠点

  • スミリンケアライフ

    有料老人ホーム運営施設数 4施設

    在宅介護サービス拠点数 7拠点

  • スミリンエンタープライズ

    保険事業売上 1,457百万円

    保険事業拠点数 13拠点

    取扱保険会社数 17社(損害保険4社 生命保険13社)

スミリンフィルケア

“人と木のぬくもり”と“時代の変化にふさわしい介護サービス”の提供をテーマとする16施設の有料老人ホームなどを首都圏中心に運営しています。ICTを活用した先進システムの導入によりサービスの質向上と効率化を図るなど、介護現場での最新技術活用を積極的に進めています。

スミリンケアライフ

多様なレクリエーションや医療機関との連携により、ご入居者個人のライフステージに合わせた生活支援サービスを提供。
また、手厚い人員配置により充実のサポート体制を実現しています。2020年5月に開設した「エレガーノ西宮」を含め、現在 4ヵ所の大型有料老人ホーム及び在宅介護サービスを提供するステーション7拠点を運営しています。

生活サービス事業における
「ESGへの取り組み一体化推進」

日本の高齢化率は2010年に超高齢社会に突入した後も上昇を続け、2021年10月には28.9%に達し、 2025年には30%を超えると推測されています。この急速に進む超高齢社会への対応は、日本における最重要の社会課題の一つです。

この社会課題に対し、生活サービス事業では、新規施設開設による居室数の増加を推進することで社会課題の解決へ貢献するビジネスの拡大に取り組んでいます。中期経営計画サステナビリティ編2024では、有料老人ホーム居室数を1,842室まで増やすことを目標に掲げています。

※ 2022年版「高齢社会白書」より

生活サービス事業のESGへの取り組み