資源循環への取り組み

発電事業における取り組み

発電事業における取り組み

発電事業では、バイオマスボイラーから排出されるばいじん(焼却灰)は、生石灰と混合し、主に林道の路盤材として再利用しています。2018年度は、「ロバンダー」という製品名で、北海道認定リサイクル製品として認定されました。焼却灰の有効活用により発電事業で初めてゼロエミッション(リサイクル率98%以上)を達成しました。2022年度においてもリサイクル率99.0%と、2年連続のゼロエミッション達成となりました。

発電事業の廃棄物等排出量の内訳(2022年度)
(紋別バイオマス発電、八戸バイオマス発電)

発電事業の廃棄物等排出量の内訳(2021年度)(紋別バイオマス発電、八戸バイオマス発電)
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焼却灰を利用したロバンダーによる林道等の整備

紋別バイオマス発電では、バイオマスボイラーから排出されるばいじん(焼却灰)を利用し、林道用の路盤材(商品名「ロバンダー」)を製造しています。これにより廃棄物の発生を抑制、環境負荷低減へ配慮するとともに、山林資源を活用した発電で発生した副産物を山林の整備に利用するという、循環型事業の構築を目指しています。

また、「ロバンダー」は環境安全性の基準を満たしていることが認められ、北海道認定リサイクル製品としての認定を受けています。

原木置き場のロバンダー材敷設した道路

原木置き場のロバンダー材敷設した道路。

北海道認定リサイクル製品マーク

北海道認定リサイクル製品マーク。