モニタリング活動
■まなびの森鳥獣生息調査
富士山「まなびの森」では、自然林回復活動を実施して以来、その回復状況をモニタリングするため、植生及び鳥獣生息の調査を行っています。
■2018年度調査結果
1.調査結果
【繁殖期1回目・2018年5月5日(日)】
記録された野鳥の総数は29種108羽、テリトリーは7種21箇所、外来種2種。哺乳類はニホンジカの糞や足跡が記録された。(調査員:7名)
【繁殖期2回目・2018年6月2日(土)】
記録された野鳥の総数は28種87羽、テリトリーは9種15箇所、外来種2種であった。哺乳類はツキノワグマの糞とニホンジカの糞、足跡が記録された。(調査員:8名)
【越冬期1回目・2019年1月6日(日)】
記録された野鳥の総数は22種112羽であった。哺乳類はニホンテンの糞と、ニホンジカの糞や食痕が記録された。(調査員:8名)
【越冬期2回目・2019年2月2日(土)】
記録された野鳥の総数は16種60羽であった。哺乳類はモグラのモグラ塚、ノウサギの足跡、ニホンジカの糞や足跡や食痕が記録された。(調査員:8名)
ニホンジカの足跡
ツキノワグマの糞
ニホンテンの糞
ニホンジカの足跡
今年度の野鳥調査では繁殖期と越冬期の記録を合わせると40種の野鳥と2種の外来種が記録された。また、哺乳類はモグラ、ノウサギ、ツキノワグマ、ニホンテン、ニホンジカの5種が記録された。