教育施設
- 設計 | 施工
木陰に集まるような、地域交流の拠点へ。
大学(東京都千代田区)
構造:耐火建築・木造(一部鉄筋コンクリート造・鉄骨造)・3階建て/建築地:東京都千代田区/延床面積:478.35㎡(144.70坪)/掲載誌:新建築 2022年10月号/受賞:令和4年度ウッドシティTOKYO建築賞奨励賞・第26回木材活用コンクール木材活用賞・令和5年度木材利用優良施設等コンクール優秀賞・ウッドデザイン賞2023奨励賞(審査委員長賞)
社会人教育や地域交流の拠点として計画され、都市部の建築でありながら、SDGs実現への活動の一環として、環境負荷が少なく、森林資源の循環利用推進での地球環境への貢献に繋がる木造での計画が選択されました。異なる太さの木材を交差させた格子で覆われた外観は、建学の理念に連なる「多様性」「他者との交流」「対話」「相互協力」を表現しています。多様な人々との出会いの中で自然と会話が生まれ、議論が深まる空間になるように考えました。
自然と交流・対話が生まれる空間を実現するため、各階にはあえて「余白」である中間領域のテラススペース(溜まりの空間)を設けた。自然由来の素材や木を内装材に取り込み、人のチカラを引き出すバイオフィリックデザインを採用し、幸福度を高めます。