気候変動への対応

グリーンビルディングへの取り組み

グリーンビルディングへの取り組み

住友林業グループは、脱炭素社会の実現に向けて、ネットゼロカーボンを目指す不動産開発を推進しています。

一般的に木造建築は、鉄骨(S)造や鉄筋コンクリート(RC)造などと比較すると、原材料製造及び建設時のCO2排出量が少なく、また、木は成長過程でCO2を吸収し、建設部材となっても炭素として固定し続けるため、木材の利用拡大は、脱炭素社会の構築に寄与します。

プロジェクトにあたっては、このような木材の炭素固定効果などによる環境性能に加え、利便性に優れた立地、従業員の健康や働きやすさにも配慮した設計を推進しています。また、環境認証LEED※1や健康配慮型オフィス認証のWELL※2などグリーンビルディングに関する環境認証の取得を目指しており、社会的・環境的な付加価値の高いオフィスを提供していきます。

※1USGBC(US Green Building Council)が開発及び運用を行っている、建物と敷地利用についての環境性能評価システム

※2WELL Building Standard。人々の健康や快適性に着目した建築物の評価システム。ウェルビーイングに影響を与える機能について、10の コンセプトに基づき書類審査と現地審査を行い、獲得スコアにより4段階で認証する

米国での事例

テキサス州でのESG配慮型オフィス開発事業

住友林業は、飯野海運株式会社と株式会社熊谷組と共に、米大手デベロッパーCrow Holdingsと特別目的会社(SPC)を設立し、米テキサス州ダラス近郊で7階建マスティンバー建築※1オフィスの開発に参画、2024年11月に完工しました。

CO2排出量を見える化するソフトウェア「One Click LCA※2による試算では、RC造と比べエンボディドカーボンを約2,600トン削減できるほか、建材等に用いる木材が約3,400トンの炭素を固定します※3。マスティンバーの採用により建設現場での作業を効率化し、RC造に比べ工期短縮も見込めます。

本プロジェクトは、環境性能に優れた建築物を評価するLEED認証、従業員の健康とウェルビーイングを推進するFitwel認証※4、さらに建物のデジタル接続性を評価するWiredScore認証※5を取得しました。環境配慮、利用者の健康、そして先進的なデジタル環境を高い水準で実現し、環境的・社会的な付加価値の高いオフィスを提供しています。

※1複数の木材を組み合わせて成形した比較的質量の大きいエンジニアードウッドを利用した建築

※2住友林業が日本単独代理店契約を締結したソフトウェア。建設にかかる原材料調達から加工、輸送、建設、改修、廃棄時のCO2排出量を精緻に算定できる

※3エンボディドカーボンはオフィスと駐車場棟を対象に試算。工事図面をもとにフレーム、カーテンウォール、基礎など主要な構造部分を評価。炭素固定量はオフィス棟を対象に試算。トン=メトリックトン(MT)で換算

※4米国連邦政府調達局(GSA)と疾病管理予防センター(CDC)が主導で開発した建物利用者の健康、労働環境等を評価・認証する仕組み

※5WiredScore社が開発オフィスビルや住宅の優れたデジタル接続性を評価し、証明する国際的な認証制度

ESG配慮型オフィス開発(テキサス州)

ESG配慮型オフィス開発(テキサス州)

カルフォルニア州ロサンゼルス近郊での木造集合住宅開発

住友林業は、2024年6月、米国の大手デベロッパーTrammell Crow Residentialと共に、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊モンクレア市で木造集合住宅の開発に参画しました。

本プロジェクトでは、木造枠組壁工法を採用し、2×4材の規格品を用いた3-4階建てのアパートタイプと3階建てのタウンホームタイプの開発を計画しています。

木造集合住宅開発(ロサンゼルス近郊)

木造集合住宅開発(ロサンゼルス近郊)

コロラド州デンバー近郊での純木造賃貸用集合住宅開発

住友林業は、2024年7月、東京建物株式会社と共に、米大手デベロッパーFairfield Residential Holdings LLCと米コロラド州デンバー近郊で3階建て純木造賃貸用集合住宅の開発に参画しました。

本物件では、木造枠組壁工法を採用しています。また、プールやフィットネスエリア、コワーキングスペースなどの共用施設と緑豊かなランドスケープで快適な居住環境を提供し、居住者のウェルビーイングに寄与します。

純木造集合住宅開発(デンバー近郊)

純木造集合住宅開発(デンバー近郊)

ジョージア州アトランタの若年層向け賃貸用集合住宅開発

住友林業は、2024年10月、中央日本土地建物株式会社と共に、米ジョージア州アトランタにおける7階建て賃貸用集合住宅の開発に参画しました。

本物件は、下層2階がRC造、上層5階が木造の混構造を採用しています。上層部分は木造枠組壁工法を採用し、2×4材の規格品を使用しています。

また、アトランタ中心部で「住む・働く・遊ぶ」都市型ライフスタイルを志向する活動的な若年層をターゲットに、屋上ラウンジやプール、中庭のウッドデッキや映画観賞用の大型スクリーンなど充実した共用施設を提供します。開発主体である住友林業の100%子会社のCrescent社は、賃貸用集合住宅を開発する際にワークショップ「キャンバスセッション」を開き、開発に携わるステークホルダーの方々と共に基本構想を作り上げています。地域の歴史や特色を深く理解し地域コミュニティにとって魅力ある物件にしていく計画です。

若年層向け集合住宅開発(アトランタ)

若年層向け集合住宅開発(アトランタ)

ノースカロライナ州ダーラム近郊での環境配慮型住宅の開発

住友林業は、2024年11月、九州電力株式会社(米国現地法人Kyuden Urban Development America, LLC)、NECキャピタルソリューション株式会社(米国現地法人NEC Capital Solutions America, INC)と共に、ノースカロライナ州ダーラム近郊での賃貸用集合住宅の開発に参画しました。

本物件は、6階建ての木造とRC造の混構造で、2階から6階が木造となっています。また、環境認証「NGBS Bronze」の取得を目指し、エネルギー効率、水資源の保全、室内環境の質など、多角的な環境性能の向上に取り組みます。さらに、Well-Being認証「Fitwel」の取得を通じて、居住者の健康と快適性にも配慮した持続可能な住環境を創出します。

National Green Building Standard。米国国家規格協会が唯一、環境配慮型の戸建住宅や集合住宅の評価制度として認めている認証

環境配慮型集合住宅開発(ダーラム近郊)

環境配慮型集合住宅開発(ダーラム近郊)

マサチューセッツ州ボストン近郊での純木造賃貸用集合住宅開発

住友林業は、2024年11月、中央日本土地建物株式会社と共に、米大手デベロッパーFairfield Residential Holdings LLCと米マサチューセッツ州ボストン近郊で純木造賃貸用集合住宅の開発に参画しました。

本物件は4階建て1棟と5階建て1棟の純木造です。また、本物件の各住戸からは美しい森林景観が望め、周辺には自転車道やマウンテンバイクパークも整備されているなど、自然環境の豊かさと都市生活の利便性を兼ね備えています。

純木造集合住宅開発(ボストン近郊)

純木造集合住宅開発(ボストン近郊)

テキサス州ダラス近郊での木造賃貸用集合住宅開発

住友林業は、2024年12月、米国テキサス州ダラス近郊での新たな木造集合住宅の開発に参画しました。野村不動産株式会社との米国初の協業となる本プロジェクトは、雇用集積地に近く、ダラス中心部へのアクセスの良さから近年急速に発展しているダラス北部のザ・コロニーに位置し、職住近接のライフスタイルを志向する入居者向けの賃貸用集合住宅の開発を目指します。

本物件では、木造枠組壁工法を採用。スタジオタイプから3ベッドルームまでの多様な間取りを提供し、上質な内装と充実した共用施設を備えることで、様々なニーズに応える快適な住環境を実現します。

木造集合住宅開発(ダラス近郊) 木造集合住宅開発(ダラス近郊)

木造集合住宅開発(ダラス近郊)

英国での事例

ロンドンでの環境配慮型オフィス開発事業

住友林業は、2022年2月、英国の不動産開発業者Bywater Properties Limitedと合弁会社を設立し、ロンドンで木造6階建て環境配慮型オフィス開発事業に参画しました。

本プロジェクトにおける、建設にかかる原材料調達から加工、輸送、建設時のCO2排出量(アップフロントカーボン)の試算は単位床面積あたりで約413㎏CO2e/㎡です。当物件では大ロンドン庁(GLA※1)が設定する2030年目標値600㎏CO2e/㎡に対して、5年前倒しの2025年に目標比約31%の削減が見込まれており、英国においても先駆的な取り組みです。また、建物を省エネや創エネ仕様にし、再生可能エネルギー利用も組み合わせることで、建物使用時のCO2排出量(オペレーショナルカーボン)の削減にも取り組んでいます。

本プロジェクトでは、環境認証のBREEAM※2、健康配慮型オフィス認証のWELL、スマートビルディング認証のWIRED SCORE※3なども取得する予定です。

※1Greater London Authority。グレーター・ロンドンにおいて最上位に位置する地方自治体。ロンドン市長及び25名のロンドン議会議員から構成される

※2BRE Environmental Assessment Method。英国建築研究所BRE(Building Research Establishment)と、エネルギー・環境コンサルタントのECD Energy and Environmentによって1990年に開発された、建築物の環境性能評価手法

※3不動産におけるデジタル接続性をランク付けする評価システム。36か国で導入されており、インターネット接続の快適さや安定性、利用環境等の指標を元に評価している

英国_外観(秋 公園側より

木造増改築によるオフィス開発

住友林業は、2024年12月、芙蓉総合リース株式会社と協業し、英国で木材を使用したオフィスビル改修事業を開始しました。1900年代初頭のロンドン市内5階建てオフィスビルの改修及び、5~6階の木造増改築に着手しています。

本プロジェクトでは、既存の鉄骨造建物を解体するのではなく、その構造を活用した上で木造の増改築とすることで、解体・再建築する場合や鉄骨造での増改築と比較して建物のライフサイクル全体でのCO2排出量を大幅に削減する計画です。

資材の製造、運搬、建設、修繕、解体などにかかる「エンボディドカーボン」について、CO2排出量を見える化するソフトウェア「One Click LCA」による計画段階の試算の結果、英国の一般的な新築オフィスビルと比較して CO2排出量を約60%削減することが可能と見込んでいます。また、増築部分を木構造とすることで、建物全体の炭素固定量は約220トン(CO2e)となる試算です。さらに、省エネ性能の高いエレベーターや高断熱窓の設置により、居住時のエネルギー使用量に伴う「オペレーショナルカーボン」の削減を図ります。材料や調達、工事等も含めた環境配慮認証であるBREEAMもExcellent以上を取得予定です。

BREEAMは1990年より運用開始となった英国発の建築物環境性能評価制度。エネルギー、健康と快適性、水、材料、廃棄物等の計10の項目において評価され、Pass, Good, Very Good, Excellent, Outstandingの5段階で評価される

建物イメージ

建物イメージ

豪州での事例

メルボルンにおける最高層の15階建木造オフィス開発事業

住友林業はNTT都市開発株式会社と共に、グローバルに展開する大手ディベロッパーのHines社を通して、ネットゼロカーボンビル※1の実現を目指す取り組みを開始し、豪州メルボルン市近郊コリンウッドで大規模木造オフィスを2023年10月に竣工しました。

本物件は、地上15階、地下2階のRC・木造混構造(7-15階が木造)で、木造オフィスでは豪州メルボルンにおいて最高層※2です。

本プロジェクトでは豪州の環境認証Green Starの最高位6 starに加え、豪州基準のCarbon Neutral Standard for Buildingに基づくネットゼロカーボン認定の取得を目指しています。また、構造躯体で約3,300m3の木材を使用し約2,300トン(CO2ベース)の炭素を固定すると試算しています。この固定量を含めると、建物の建築時(建材の原材料調達・製造・建築・解体などの過程)に排出されるCO2(エンボディドカーボン)は、全構造をRC(鉄筋コンクリート)造とする場合と比較して約4割削減したことと同等の効果があります。

本プロジェクトは炭素固定機能がある木材の有効活用と建物の省エネや創エネ、再エネ利用を組み合わせ、WGBC※3が掲げる、2030年までに全ての新築の建物でオペレーショナルカーボンをゼロにする目標を5年前倒して実現する先進的な開発です。

※1建物を省エネや創エネ仕様にし、再生可能エネルギー利用と炭素クレジットによるオフセットも組み合わせ、建築物の使用時に排出されるCO2(オペレーショナルカーボン)を実質ゼロにするもの

※2豪州政府系団体Wood Solutions調査(2024年3月調査調べ)

※3WGBC: World Green Building Council 国連グローバル・コンパクトのメンバーで、世界各地の約70のグリーンビルディング協議会からなるグローバルアクションネットワーク

建物外観

建物外観

建物内観

建物内観

ブリスベンにおける賃貸用集合住宅開発事業

住友林業オーストラリアは2024年3月に、豪州Cedar Pacific社が開発する賃貸用集合住宅(BTR)※1プロジェクトへ参画しました。

本プロジェクトはクイーンズランド州ブリスベンで総戸数475戸の31階建て賃貸用集合住宅を開発するもので、同州政府が支援するアフォーダブル住宅※2促進プロジェクトの一つです。総戸数の内250戸をアフォーダブル住宅として提供し、豪州の環境認証Green Star 5Star※3、Net Carbon Neutral※4に基づくオペレーショナルカーボンネットゼロ達成を目指し脱炭素にも貢献していきます。

※1BTR(Build to Rent)とは、賃貸専用住宅のことを指し、オーストラリアで最も成長が著しいアセットの一つとして注目されている

※2アフォーダブル住宅とは、政府からの補助金を受けることで、マーケットと比較して手頃な価格で供給される賃貸住宅のこと

※3Green Starとは、オーストラリア・グリーンビルディング協議会(GBCA:Green Building Council of Australia)が開発・運営している格付け制度。4starから6starまで評価

※4太陽光発電の搭載などによる建物環境性能の向上や、再エネなどのグリーン電力契約によりカーボン排出量を極力抑え、不足分についてはカーボンオフセットを利用することで、オペレーション時の排出量(オペレーショナルカーボン)について稼働初日からネットゼロとする

建物イメージ 建物イメージ

建物イメージ

日本での事例

住友林業は、330年を超える歳月で森づくりを行っています。そして、世界の様々な木の特性を熟知し、木が活きる住空間をつくっています。その多様な経験・知識・技術を大きく発展させることで、住宅以外の中大規模建築での木造化・木質化を提案する「建築(木化)事業」を推進しています。木は光合成で大気中のCO2を吸収し、伐採して木材製品になっても炭素として固定し続けるため、こうした木材の利用拡大は脱炭素社会の構築にも貢献します。近年では、2017年に土木・建築の事業分野において国内外で数多くの施工実績を持つ熊谷組との業務資本提携、そして2021年には鉄骨造 / 鉄筋コンクリート造建築の受注や施工管理ノウハウを持つコーナン建設をグループ化し、住友林業が持つ木造建築や内外装の木質化技術等と組み合わせ、中大規模木造建築などの非住宅分野を拡大させます。木化事業を通して、木の文化の伝承や林業活性化、環境、経済が調和した持続可能な社会の実現への貢献を進めていきます。

中大規模木造建築ブランド「with TREE」

2021年に住友林業と熊谷組は中大規模木造建築ブランド「with TREE」を立ち上げました。コンセプトは「環境と健康をともにかなえる建築」。都市の建築に「木」が生む新しい価値を提供し、中大規模建築の木造化・木質化を推進します。住友林業が持つ森林や木材にまつわる知見と、鉄骨・RCや大規模建築にまつわる熊谷組の知見を融合し、協業体制の強化を図ります。2017年の業務・資本提携以来、協業の主軸である中大規模木造建築分野の取り組みとして、本ブランドを立ち上げ、資材の調達から建築、コンサルティングまで「環境価値」と「健康価値」を高める提案をします。

「with TREE」 みどりが丘小学校分離新設校 着工

住友林業と熊谷組が中大規模木造建築ブランド「with TREE」として手掛ける、みどりが丘小学校分離新設校(千葉県八千代市)が2024年12月に着工しました。近年の児童数増加に対応できる規模となっており、 S造と一部木造の延床面積7,954.44㎡の建物です。
木造化、木の活用を通して、熊谷組とのシナジーを形にし、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

建物外観イメージ

建物外観イメージ

木造混構造6階建ての社宅 着工

住友林業は2024年5月、茨城県つくば市で6階建ての社宅を着工しました。平面混構造(中央がRC造、両端が木造)の耐火建築物で、木造部分の構造材はすべて国産材を採用。住友林業が設計・施工し、2025年5月末竣工の予定です。なお、建物の木材使用量322㎥で、OneClickLCAを用いて試算した結果、267.239トンCO2e bio(CO2ベース)の炭素を固定する見込みです。
また、本建物は75%以上のエネルギー削減を基準とするNearly ZEH-M、建築物の省エネルギー性能表示制度で最上位等級であるBELS★★★★★、室内の快適性や外部への環境負荷なども含め建物の品質を総合的に評価するシステムで最上位等級のCASBEE-Sを取得予定です。

住友林業が日本単独代理店契約を結ぶ、建物の一生涯にわたるCO2排出量(エンボディドカーボン)を見える化するソフトウェア。世界140カ国で利用しています。国際規格ISOや欧州規格に準拠し、LEEDなど60以上の世界のグリーンビルディング認証に適合

建物外観イメージ

建物外観イメージ

酒文化を世界に発信する拠点 佐嘉酒造 Ⅰ期工事 竣工

「佐嘉酒造」の冷蔵倉庫棟と事務所棟が2024年2月に竣工しました。住友林業が総合設計監修・施工しています。「佐嘉酒造」は創業300年を超える酒蔵で、2023年4月に全面リニューアル工事を開始し2026年5月の全施設完成を目標にしています。外観は白と黒のシンプルなデザイン。冷蔵倉庫棟は高精度な温度管理が可能で木造の事務所は木質感あふれる空間にしました。

事務所棟内観

事務所棟内観

事務所棟外観

事務所棟外観

冷蔵庫棟

冷蔵庫棟

藤白台保育園 完工

大阪府吹田市の藤白台保育園が2024年6月に完工しました。閑静な住宅街に立つ建物として、周辺の街並みに調和するよう外装計画に配慮しつつ、保育園として機能性と利便性を考慮して計画しました。
既存の保育園を運営しながら建替えをする工事のため、園児や保育士の皆様の安全確保を徹底しながら、振動や騒音で保育に支障が出ないよう、運営事業者と常に情報共有して工事を進めました。
木造建物の象徴としてトラス柱を現す計画とした事で他にない木質感が感じられる建物となりました。

建物外観

建物外観

4歳児保育室

4歳児保育室

コンフォリア芝浦MOKU 完工

前田建設工業とのJVで設計・施工するRC造・一部S造・一部木造の地上9階建ての物件が2024年10月に完工しました。
RC構造の中に木材を組み込むことで、耐震性を保ちながら木造耐震壁のない広々とした空間を作り出します。人目に付きやすい外壁に重点的に木材を活用し、利用者に木のぬくもりを感じさせるものとなっています。
人々の暮らしに根付くレジデンスとして、脱炭素社会の実現を目指します。

建物外観

建物外観

建物内観

建物内観

大阪万博住友館 完工

三井住友建設とのJVとなる物件が2024年12月に完工しました 。住友発展の礎である別子の嶺を連想させるインパクトのある意匠となっています。
外壁や屋根に当社社有林から切り出した合板を使用した、延床⾯積2,717.72m3の鉄骨一部木造2階建てのパビリオンとなっています。
2025年の大阪・関西万博では、木材活用のシンボルとして木のぬくもりを来訪者の皆さまに届けます。

大阪万博住友館 外観

大阪万博住友館 外観

東京農業大学学生寮「青雲寮」 完工

住友林業が設計・施工する東京農業大学 学生寮「青雲寮(せいうんりょう)」が、2025年1月に完工しました。大学が所有する奥多摩演習林の国産材を活用した木造3階建ての準耐火構造建築です。建物の木材使用量348m3でうち、国産材は123m3を占め、OneClickLCAを用いて試算した結果、316.874トンCO2e bio(CO2ベース)の炭素を固定しています。

建物外観

建物外観

コミュニティキッチン食堂

コミュニティキッチン食堂

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