自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
毎月、色々な情報をお伝えしたいと思います。
まず創刊号では、住友林業新入社員研修の様子と子供達の自然体験の様子をお送りします。
「まなびの森」春の様子もお楽しみください。
■春の富士に笑顔咲く 新入社員研修
2005年4月8日。住友林業の新入社員186名は、富士山「まなびの森」にて研修を行ないました。この日の空は晴れ渡り、少し汗ばむほどの絶好の林業研修日和でした。頭にはヘルメット、手には軍手、作業準備は万端です。
まずは、500本の檜の苗木植林。土を鍬で掘り起こし、苗を入れ、土をかぶせて根元を埋め、苗のてっぺんを引っ張りながら、しっかりと土を踏みしめる。簡単なようで難しく、なかなか苗が真っ直ぐ植えられませんでした。
植林が終わると今度は、ヘキサチューブ直しです。ヘキサチューブとは、鹿から大切な苗を守るために木に被せるチューブのことです。一斉に、背丈ほどの木と草が生い茂る林に分け入り、作業開始。紐がほどけて取れかかっているヘキサチューブを巻き直し、倒れたり、木自体が枯れてしまったものからヘキサチューブを取除く。想像していた以上の大変な作業で、皆、汗だくで頑張った結果、たくさんのヘキサチューブを巻き直すことができました。これからスクスクと育っていってくれるでしょう。
わずかな時間でしたが、まなびの森での作業を通して、とても気持ちのよい汗をかくことができました。そして、新入社員一同、住友林業が掲げる経営理念の一つである「環境保全」の精神の一端を垣間見ることができたに違いありません。
■子供たちが隠れ家づくり
「まなび森」にとって素晴らしい季節、新緑の時期がやって来ました。
5月3?5日にかけて、静岡県芝川町のホールアース自然学校主催の自然体験が、「まなび森」とフォレストアークを利用して実施されました。西は名古屋、東は東京からの子供達19名(小中学生)が参加しました。
ホールアースの3名のスタッフの指導の下、「森の隠れ家作り」「竹の弓矢作り」「バードコール作り」「ナイトハイク」等の楽しいプログラム満載で、子供達は喜々として楽しんでいるようでした。都会育ちの子供達も、意外に元気で活発で、私の心配も取りこし苦労でした。
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みんなの気持ちはひとつだ!!
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よいしょっ!!
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男女を問わずみんな働き者です
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隠れ家作りをしたよ
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オタマジャクシでいっぱいのビオトープ
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「まなびの森」にも春がやってきました