自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■8月管理人日記
8月に入ってからの「まなびの森」は連日の様に雷雨があり、不安定な気候で本来の夏日がほとんどありません。
初旬には、地元の野鳥の会の皆さんによる探鳥会が実施されました。鳥の姿はあまり見られなかった様ですが、楽しいひとときを過ごしていただけたようです。
8月6日には、ボランティアの方々による今年最後の下刈り作業が実施されました。あいにくの雨模様にもかかわらず、12名の方が参加くださいました。最初から雨具を着用しての作業でしたが、皆さん頑張ってくださいました。
6月より5回に渡っての下刈り作業に、延べ110名(※1)の方々の皆様が参加くださいました。皆様のお力により、今年も怪我無く作業を終えることができました。ありがとうございました。
中旬には、「まなびの森」として富士山エコレンジャー(※2)の活動に2日間参加しました。
ススキの穂も伸び始めました。「まなびの森」には、もう秋の足音が聞こえます。
※1:ボランティア参加者内訳
一般ボランティア3回開催(42名参加)
三菱電機株式会社様ボランティア1回開催(44名参加)
社員ボランティア1回開催(24名参加)
※2:富士山エコレンジャー
富士山の環境保全と、富士山来訪者が安全・快適に富士山を楽しめるための活動(富士山の実情に応じたマナー指導、安全な登山指導や自然・文化などへの理解を深める情報提供)に取り組むため、ふじさんネットワーク会員が組織結成。
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オトコエシの花
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フジウツギ
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笠雲をかぶった富士山
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始めての下刈り作業のため手ほどき中
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富士山エコレンジャーでの清掃作業
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探鳥会の様子
霧がますます深くなり、自然林内の倒木に着生しているコケの緑もますます鮮やかさを増してきました。
7月には、3回のボランティア活動が行われ、84名の方が「まなびの森」の下刈り作業に参加くださいました。
■7月管理人日記
霧がますます深くなり、自然林内の倒木に着生しているコケの緑もますます鮮やかさを増してきました。
7月2日には、三菱電機(株)の皆様による第5回目のボランティア活動としての下刈り作業が実施されました。今までで、最多の44名の方に参加していただきました。特に今回は25名の方が初参加ということで、活動の幅が広がっている様です。
7月9日には、一般ボランティアの方16名に参加していただき、下刈り作業が実施されました。ベテランから初めての方まで、雨交じりの中、作業を頑張っていただきました。特に今回は、9名の女性の方が参加してくださり、華やかな作業となりました。
■社員ボランティア
7月17日、社員向けボランティア活動が行われました。
ご家族連れの方も多く、親子で仲良く「地下足袋」姿でバッチリきめた参加者もいました。富士山が時おり顔を覗かせる中、子供から大人まで、下刈り作業に気持ちのよい汗を流しました。
久し振りに「まなびの森」に足を運んだ参加者は、休憩時間に散策を楽しみ、改めて「まなびの森」の豊かな自然に感動をしたり、都会の生活では触れることのない被写体にシャッターを切るなど、それぞれに自然の中での時間を楽しんでいる様子でした。
慣れない早起きが少し辛かったものの、自然の中での作業を終えた参加者は、心地よい充実感で一杯でした。
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ヘビイチゴの実
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ヘビイチゴの花
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ボランティア活動に参加された三菱電機(株)の皆様
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7月9日一般ボランティア活動参加者の皆様
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背丈ほどに伸びたススキを刈り、植林木もたくさん日光浴ができます
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7月17日社員ボランティア参加者
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親子で仲良く下刈り作業中
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富士山も一緒に下刈り作業の説明を聞きます
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葉っぱで休憩中のモリアオガエル
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孵化するためにビオトープから登ってきたヤゴ
霧につつまれる「まなびの森」で今年初のボランティア活動となる、下刈り作業が実施されました。
作業終了後の爽快な気分は格別です。是非、一度参加ください。
■今年初のボランティア活動報告
「まなび森」が霧につつまれる様になってきました。神秘的で幻想的な森の世界を体感できます。
6月11~12日に静岡第21団ガールスカウトの子供達が「まなびの森」フォレストアークを使って研修を実施しました。参加人数は14名と少なかったのですが、連帯といい思い出作りが出来た様です。
6月18日には、今年最初となるボランティアの方々による下刈りが実施されました。14名の方に参加していただき、いい汗をかいていただきました。参加者の多くが毎年参加くださる熱心な方ばかりで、鎌の使い方もすっかり板についていました。なかには、「my鎌」を持参される、林業ボランティアのベテランの方もいらっしゃいました。こうして、たくさんの方に愛していただき「まなびの森」が育っていっていると、改めて感じた一日でした。
※下刈りとは?
植林した苗木の周りに生える成長の早い雑草などを刈ることにより、苗木に太陽光を当てて、大きく育つようにする大切な作業。6月中旬から8月上旬に行われる。
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サンショウイバラの花
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ケウツギの花
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カエデの種
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植林したヤマボウシが花を咲かせています
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植林したヤマザクラの実(少し苦いそうです)
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霧につつまれる「まなびの森」。下草も伸びてうっそうとした中、下刈りに向かいます。
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伸びきった草もスッキリしました。お疲れ様です。
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右上の白い泡は、モリアオガエルの卵。