正々堂々と行動する

1:精神の継承 住友人として、信用を重んじ社会を利する事業精神を大切にする

先人から受け継いだ信用を守り、発展につなげる

  • 「信用ヲ重ジ、確実ヲ旨トシ」、「浮利ニ趨リ、軽進スベカラズ」という事業姿勢は、住友の歴史を築いてきた先人から受け継ぎ、次代に継承すべき大切な財産です。目先の利益のために信用を失うような行動は決して行いません。
  • 300年を超えて培われてきた住友の事業精神は、企業の社会的責任が厳しく問われる現代においても、私たちの羅針盤となってくれるものです。私たちは受け継いだ精神と社会からの信頼を守り、次の世代に誇れる企業グループを築いていきます。

事業の発展を通して、社会に必要とされる企業グループになる

  • 私たちは事業を通じて社会に貢献し、社会に必要とされる企業グループを目指します。社会の変化を読み取り、あらゆる事態に素早く対応して、企業価値の向上に努めます。

2:法令遵守 社会のルールや法律を守り、正々堂々と競い合う

社会のルール・法令を遵守する

  • 法律や社会のルールを尊重し、守ることは、社会の一員として活動するための最低条件です。私たちは、あくまで法令に則した事業活動によって利益を追求します。たとえ費用がかかっても、取引への影響があっても、法令遵守を第一とします。
  • 私たちは法律やルールを守るだけでなく、その目的をしっかり理解し、最適な行動をとって社会から信用される企業グループとなります。

公正な競争で利益を確保する

  • 私たちは公正さを疑われるような贈答・接待や賄賂等、そして他社への誹謗中傷といったアンフェアな行為は行いません。公正で自由な競争の下に健全な利益を確保し、事業を拡大していきます。
  • こうした活動が、すべてのステークホルダーに最良の利益を還元できる、唯一の道だと信じます。

反社会的行為には、毅然とした態度で対応する

  • 反社会的行為で不当な要求を受けた場合は、私たちは金銭等による安易な問題解決や妥協を行いません。恐れず毅然とした態度で立ち向かう強い意志を持ち、決して一人で悩まず、上司や専門部署に相談・連携して事に当たります。

3:情報の取扱い 守るべき情報や知的財産は確実に守り、開示すべき情報は躊躇せずに開示する

開示すべき情報を適切に開示する

  • 社会の信頼を獲得するには、積極的な情報開示によって経営の透明性を高め、私たちの等身大の姿を社会に知ってもらうことがその第一歩となります。私たちは法制度で求められる範囲だけでなく、知らせるべき情報はすすんで開示します。その情報が不利益をもたらすことになっても、躊躇することはありません。
  • 情報の開示に当たっては、確かな情報をできる限り迅速に、また公平に開示します。

積極的なコミュニケーションで理解を促進する

  • 私たちは経営の透明性を確保し、株主総会やIR活動を通して、株主や投資家の方々と積極的に情報交換を進めていきます。また、お客様はもちろんのこと、取引先・従業員・地域社会など、幅広いステークホルダーとコミュニケーションを深め、私たちを理解してもらえるよう努力するとともに、寄せられた声を経営に活かします。

守るべき情報を保護する

  • 私たちは、入手した全ての個人情報を、不必要に持ち歩いたり、不注意でデータを誤送信したりしないよう適正・厳格に管理し、当初の利用目的にのみ適切に利用します。
  • 私たちはマーケットに重大な影響を及ぼす未公開の内部情報を厳重に保護し、故意・不注意にかかわらず、インサイダー取引規制等に触れることのないよう意識を高め、取り扱いに少しでも疑問がある場合は法務部門に相談して対処します。

知的財産を保護し、適切に利用する

  • 私たちは自らが創出した知的財産を保護し、権利の侵害を許しません。
  • 私たちは、適切な管理で営業上の秘密を守るとともに、他者の知的財産を尊重し、不正な手段で営業秘密を取得、または利用しません。

4:人権・多様性の尊重 人々の多様性を尊重し、一切の差別を許さない

一人ひとりが対等な人間として認め合う

  • 私たちは一人ひとりが対等な個人であり、大切な仕事のパートナーであることを確認します。私たちは職務や地位を乱用し、職場のモラルを低下させるようなハラスメントは行いません。

社会の多様な人々を尊重する

  • 社会には多様な人々がいます。私たちは一人ひとりの人格・人権・プライバシーを尊重し、性別、年齢、障害の有無、国籍、信条、宗教、社会的身分等を理由とした不当な差別は一切行わず、お互いに個性を認め合います。

5:行動の自律 公私のけじめをつけ、常にグループを代表している自覚と誇りを持って行動する

公私のけじめをつける

  • 私たちは経営理念の実現を目指し、住友林業グループの資産を活かして、利益をあげることに努めます。組織の一員として公私のけじめをつけ、会社の有形・無形の資産を保護するとともに、会社資産の私物化や私的使用は行いません。
  • 私たちは職務や地位を利用して、私的な接待や便益を求めたり、第三者に便宜を図ったりしません。またお客様や取引先などから個人的に報酬を受けたり、金銭の貸し借りなどは行いません。

住友林業グループの一員として、自覚と誇りを持って行動する

  • 私たちはこの「私たちが大切にしたいこと」を守り、公私を問わず会社の信用や利益を損ない、公正さを疑われるおそれのある行為は、絶対に行いません。私たちは、一人ひとりが常に「住友林業グループを代表している」という自覚をもって行動します。

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