まなびの森通信

まなびの森通信

自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏

【第114回】「まなびの森」は晩秋!

2014年11月10日

■10月管理人日記

 今年の紅葉は例年より早いようで、10月に入るとブナやケヤキが一気に色づき黄色く染まってきました。中でもイロハモミジは赤や朱の色相で見る人を楽しませてくれます。
 今では落葉も始まり、落ち葉に包まれた「まなびの森」は既に晩秋の様相です。また、16日朝には富士山の6合目近くまで真っ白になり初冠雪が観測されました。
 今月は、市内の2つの小学校が林間学校の一環として、「まなびの森」で環境教育を実施しました。また、住友林業オーナーズ家族の皆さんが、天然林を利用した「ふれあい自然塾」を開催しました。枝きり体験、森の散策など参加者は秋のひと時を満喫していました。
 ボランティア活動では、住友林業グループ社員の皆さんに、間伐とヘキサチューブの片付け、一般ボランティアの皆さんには枝下ろしの活動に参加いただきました。
 また、住友林業建築技術専門校の皆さんには、枝下ろし、間伐、玉切り、運び出しの活動を行っていただきました。皆さん有り難うございました。

  • 紅葉した木々:イロハモミジの朱が映える

  • 6合目付近まで雪化粧した富士山:山頂気温は-12.4度とのこと

  • 住友林業建築技術専門校の生徒:体力自慢揃いで頼もしい

【第113回】「まなびの森」は秋の気配!

2014年10月 9日

■9月管理人日記

 9月に入り暑さが安らぎ、「まなびの森」には秋の気配が漂い始めてきました。白くなりはじめたススキの穂を揺らす風や夕暮れの空は、何処となく哀愁を感じさせますが、ノギクやミズヒキ、マツヨイグサ、ヤマトリカブト、アザミなど多くの花たちが、もの悲しい気持ちを明るくしてくれます。
また、森を見渡すと真っ赤な実をつけたナナカマドをはじめケヤキ、ブナ、ミズキなどの葉も少しずつ黄色に変わりつつあり、秋はもう其処まで来ているようです。
 今月は、市内の小学校と県内の団体が「まなびの森」で環境教育を行いました。天候に恵まれた両日、子ども達もインストラクターの説明に真剣に耳を傾けていました。森の中でのゲームも楽しかったようで、大きな笑い声がフォレストアークまで聞こえてきました。
 下旬には「住友林業クレスト静岡工場」の皆さんと家族30余名が、ヘキサチューブの解体と片付けの活動に参加してくれました。

  • 風に揺れるススキの穂少し寂しげ

  • ナナカマド:燃えにくい木 「七回釜に入れても燃え切らぬ」が名の由来 紅葉が綺麗

  • クレスト静岡工場の皆さん 子供さんも頑張ってくれました!

【第112回】フォレストアークの改修工事!

2014年 9月 8日

■8月管理人日記

 夏山シーズンに入り、富士山スカイラインではバスや乗用車の交通量が多くなってきました。世界遺産登録2年目をむかえ、富士山登山者が増えたのかと思いきや、意外にも昨年より減っているとのことです。やはり、残雪で頂上までの登山が制限されたことや不順な天候が影響しているのでしょうか?
 「まなびの森」でも、ボランティア拠点施設のフォレストアーク改修工事(破風の取替、外壁の塗装)が空模様を見ながらの作業となりました。資材の搬入から足場の組み立て、大工仕事や塗装など、業者の皆さんには小雨や霧の中でも頑張って頂きました。おかげ様で工事も終わり、フォレストアークは更に落ち着いた雰囲気になりました。これからも多くの皆さんのお越しをお待ちしております。

  • 改修工事中のフォレストアーク

  • ヒヨドリバナ:ヒヨドリの鳴くころ咲くことに由来

  • 落ち着いた雰囲気のフォレストアーク

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