自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■8月管理人日記
夏山シーズンに入り、富士山スカイラインではバスや乗用車の交通量が多くなってきました。世界遺産登録2年目をむかえ、富士山登山者が増えたのかと思いきや、意外にも昨年より減っているとのことです。やはり、残雪で頂上までの登山が制限されたことや不順な天候が影響しているのでしょうか?
「まなびの森」でも、ボランティア拠点施設のフォレストアーク改修工事(破風の取替、外壁の塗装)が空模様を見ながらの作業となりました。資材の搬入から足場の組み立て、大工仕事や塗装など、業者の皆さんには小雨や霧の中でも頑張って頂きました。おかげ様で工事も終わり、フォレストアークは更に落ち着いた雰囲気になりました。これからも多くの皆さんのお越しをお待ちしております。
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改修工事中のフォレストアーク
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ヒヨドリバナ:ヒヨドリの鳴くころ咲くことに由来
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落ち着いた雰囲気のフォレストアーク
■7月管理人日記
梅雨明けとともに全国的に猛暑が叫ばれています。標高1,000mを超す「まなびの森」でも、気温が25度を上回る日が続き本格的な夏の訪れとなりました。(30度の日も)
しかし、一歩林内に入ると湿気を帯びた空気は冷たく、様々なキノコや苔類、可憐な花など多くの植生が見られ、心身ともにリフレッシュでき憩いのひとときとなります。また、小鳥たちの動きも活発で、雨上がりには水溜りで水浴びをしている光景も見られます。
今月は5日に一般ボランティア、12日には住友林業(株)の社員ボランティアがあり、それぞれヘキサチューブの解体、再設置作業などに精を出して頂きました。
26日には三菱電機(株)の皆さんが、下草刈りとヘキサチューブの回収作業に大型バス3台という大人数で参加してくれました。どの日も天候に恵まれ大粒の汗を流しながらの作業になりました。暑い中での活動ご苦労様でした。
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小鳥たちの水浴
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住友林業(株)の皆さん
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三菱電機(株)の皆さん
■6月管理人日記
梅雨入りし、各地で大雨による被害も出ていますが、此処「まなびの森」では長雨や大雨もなく空梅雨模様の日々が続いています。しかし、駿河湾からの上昇気流の関係で毎日のように霧が発生します。(この時期特有)
一方、いちめんの深緑で覆われた林内では、苔むした倒木や岩肌が木漏れ日に反射し光っているように見えます。フジやサンショウバラ、ヤマボウシの花も咲き森に彩りを添えています。また、アサギマダラ、オナガアゲハなどの蝶も舞いはじめ、ミツバチも活発に動き回っています。
今月は、市内の小学校5校が「まなびの森」で環境教育を実施しました。ホールアースのスタッフの説明やクイズなどに興味津々の様子でした。最後に「とても楽しかった」「森を守ることの大切さが分かった」などの感想を話してくれました。
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サンショウバラの花 淡紅色で4~5センチと大きい
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綺麗な蝶・・・ 名前は?
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シナノキの前で説明を聞く子どもたち