H邸
「いつも庭を見ていたい」
その要望に応えた大きな連続窓
ゆるやかな曲線を描く丘の、緑に囲まれた古墳が好きだというご主人。新しい住まいも、ぜひ庭を楽しめるものにしたいと考えていました。設計担当はまず、天井までの大きな掃き出し窓を連続して設け、両端に“溜まり”が残るカーテンではなく上に畳み上げるシェードを採用しました。窓いっぱいに庭の眺めが広がるようにするためです。また、窓の外には室内の床と同じ高さでデッキを設け、さらに庭全体に土を盛って地面の高さを上げることで、より身近に庭を楽しむことができるようにしました。家と庭を最初から一緒に考えた庭を楽しむ平屋です。