自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■9月管理人日記
最低気温が5度を下回る日もあり寒暖の差が大きくなった「まなびの森」では、秋が一気に深まった感じがします。12日には富士山頂に初冠雪がみられました。(昨年より2週間も早い)林内のススキの穂も白く輝き、カマズミの赤い実、フジアザミのピンク、ヤマトリカブトのブルーなど色鮮やかに咲きそろっています。
今月は地元小学校など2団体が環境教育に「まなびの森」を利用しました。天然林の散策では動物の足跡や糞などを見つけ大喜び、記念植樹では慣れない鍬に悪戦苦闘でしたがとても楽しそうでした。
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富士山の初冠雪
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カマズミの実
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フジアザミ
■8月管理人日記
全国的な猛暑、西日本では記録的な豪雨となるなど、気候変動が心配されていますが、「まなびの森」では最高気温も25度程と涼しい夏でした。しかしこの時期、標高1,000mを超す山の天気は変わり易く急に霧や雨に遭うことも度々なり、そんな時、木の下で暫しの雨宿りとなります。特にイタヤカエデの下は多少の雨では濡れることはありません。(和名は板屋楓で、葉がよく茂り板葺き屋根のように雨が漏らないことに由来します。)
今月は、富士登山グループの皆さんも立ち寄られました。富士登山グループの皆さんは、平安末期(1,000年前)に開かれた富士山最古の登山道で、100年前に廃道になった村山口登山道復活を進めています。
また、東京農工大学の皆さんに、「まなびの森」の樹木や草木の植生を3日間に渡り調査して頂きました。
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ヘビイチゴの実
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農工大の植生調査
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不思議なキノコ
■7月管理人日記
梅雨明けと同時に気温が上がり、「まなびの森」にもようやく夏の到来です。今年は「ハルゼミ」の鳴き始めが7月に入ってからと、少し遅めで数も少ないように感じます。やはり昨年の大雨が影響しているのでしょうか?
今月7日に、住友林業の社員と家族やお知り合いが、28日には三菱電機の皆さんが下草刈りに参加してくれました。また、地元の小学校も環境教育に「まなびの森」を訪れました。
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下草刈りを終えた植林地と富士山
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下草刈りしていたら、鳥の巣に卵を発見!!
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三菱電機のみなさんありがとうございました。