まなびの森通信

まなびの森通信

自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏

【第75回】「まなびの森」の遅い夏

2011年 8月 5日

■7月管理人日記

例年より早い梅雨明けで富士山の残雪もすっかり消え、「まなびの森」でも気温が25度を超す日々が続き遅い夏の訪れです。
ビオトープやフォレスト・アークの周りでは、モリアオガエルが「タマゴからオタマジャクシ」にと、生命の営みは益々盛んになっています。植林地のススキも背丈ほどに伸び下草刈りの時季になってきました。
今月は、13日に住友林業の社員と家族、23日には三菱電機の皆さんが下草刈りのボランティア活動に参加してくれました。両日とも天候に恵まれ作業もはかどり、植林木もいっぱいの光を浴びることで生育も一段と良くなることと思います。

  • パパ頑張って! お兄ちゃんケガしないで!

  • 三菱電機の大勢の皆さん ハーイもっと寄って!

  • 「まなびの森」からの富士山

【第74回】新緑から深緑への「まなびの森」

2011年 7月 5日

■6月管理人日記

梅雨に入り、新緑の「まなびの森」も一雨ごとに深緑の森へと変わりつつあります。
森の木々も一斉に花を咲かせはじめましたが、なかでも4枚の総苞片が花弁のように見え凛としたヤマボウシの花、また樹木のなかでも花が最も大きいと言われるホオノキの花が存在感をみせています。
小鳥たちの美声も相変わらずですが、今では蝉時雨(ハルゼミ:生息域は局所的で市街地では見られず、高木の梢を好むため発見が難しい)に取って代わられています。
6月は、富士宮市内の小学校2校が来所し環境教育を行いました。森の中では不思議な木や動物の足跡を見つけたり、鹿を間近で見たグループもあったようで大興奮でした。
また、18日には雨の中にもかかわらず、8名の一般ボランティアの方々に下草刈り作業に汗を流して頂きました。

  • ヤマボウシの花

  • 不思議発見! なんだこの木は?

  • 下草刈りのボランティアへ出発

【第73回】「まなびの森」は恋の季節!

2011年 6月 3日

■5月管理人日記

標高1,000mを超える「まなびの森」も一面の新緑に包まれ、ウグイス、キビタキ、カッコウ、ホトトギス、ヤマガラ、ゴジュウカラ(生息調査では39種類が報告)など繁殖期をむかえた小鳥たちは、それぞれ特色ある美声を競い合っています。さながら小鳥たちにとっては"恋の季節"といえます。
また、今年は梅雨入りが早く「まなびの森」もスッキリしない日々が続いています。 そんな中、5月には静岡県下の住友林業オーナーのご家族や地元富士宮市の子どもたちが、「ボランティア活動」や「森とのふれあい」に参加しました。両日ともあいにくの天候(霧雨)でしたが、天然林の幻想的な雰囲気のなかで子どもたちは"きこりんの森みたい"と大はしゃぎでした。
今年は国連が定めた「国際森林年」で、日本のテーマは"森を歩く"です。みなさんも森と親しんでください。    

  • 住友林業オーナーの皆様

  • 幻想的な「まなびの森」

  • 国際森林年のマークときこりん

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