自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■10月管理人日記
日に日に落葉の数も増えて、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。紅葉の色付きも例年に比べると良いように思えます。今月末から来年の初めにかけてが、「まなびの森」における紅葉の見ごろではないかと思います。
今月は、18日に一般ボランティアの方による人工林の枝打ち作業が実施されました。25日には、名城大学経済学部の学生の方々による枝打ち作業が同じように実施されました。26日・27日には、松風荘と大富士小学校5年生が来所し、森の中において環境学習が実施されました。
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色付きはじめた「まなびの森
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キャンパスから場所を移しての講義
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これは、どの木の葉っぱかな?
■9月管理人日記
「まなびの森」としては、9月に台風の影響がなかったのは、初めてでした。穏やかな日々が続いたのですが、秋らしい晴天が続かず、雨の日が多かったように思います。しかし、樹木は順調に生育しているようで、ヘキサチューブの取り外し、ツル類の切り取り等の作業を検討していかなくてはと思っております。
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鱒の肉の色に似ている、マスタケ
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ハンゴンソウ(反魂草)
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ツリフネソウ
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メタカラコウ。下から順に開花します。
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ガマズミ。甘酸っぱい実は果実酒に使われます。
■8月管理人日記
富士山2合目に位置する「まなびの森」。変動する気候に影響を受けることが少なく、夏が終わろうとしていますが、富士山の五合目から上は、今年の夏は色々な変動がありました。8月9日には、ヒョウと雪が積もり、これが今年の初冠雪になりました。「まなびの森」にも今後影響が出てくるのかと、ちょっと心配です。
今月は、2日に今年最後の下刈りボランティアを実施しました。
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2m近くにも育つウバユリの花
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メマツヨイグサ
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木も元気に日光浴できるようになりました
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ボタンヅル。白く花弁のように見えるのは萼です。
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作業後の食事は格別です