自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■8月管理人日記
富士山2合目に位置する「まなびの森」。変動する気候に影響を受けることが少なく、夏が終わろうとしていますが、富士山の五合目から上は、今年の夏は色々な変動がありました。8月9日には、ヒョウと雪が積もり、これが今年の初冠雪になりました。「まなびの森」にも今後影響が出てくるのかと、ちょっと心配です。
今月は、2日に今年最後の下刈りボランティアを実施しました。
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2m近くにも育つウバユリの花
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メマツヨイグサ
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木も元気に日光浴できるようになりました
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ボタンヅル。白く花弁のように見えるのは萼です。
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作業後の食事は格別です
■7月管理人日記
梅雨明けと同時に暑い日が続きますが、標高1,000~1,200m に位置するここ「まなびの森」では、さすがに涼しさを味わうことが出来ます。
19日と20日の2日間、地元富士宮市のボーイスカウトの皆さん37名による1泊2日の宿泊訓練がフォレストアークにおいて実施されました。この訓練の中で、富士山の自然に触れ、新たな発見をするなど大変貴重な体験が出来たようです。
5日には一般ボランティアの皆さん、20日には住友林業関係者による下刈りボランティアが実施されました。いずれの回でも昨年より多くの方々が参加していただけました。
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バイケイソウの花
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レースのようなシシウド(猪独活)の花
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ボーイスカウト宿泊訓練のひとコマ
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パパと一緒に下刈り。よいっしょ!
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ご家族で下刈りに参加してくださいました
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天候に恵まれた活動日。富士山、大きいねぇ
■6月管理人日記
6月2日に「まなびの森」も梅雨入りしました。しかし、中旬頃までは、空梅雨のような日が続きました。サンショウバラの花が咲き出すのを待つかの様に本格的な梅雨空となり、しっとりとした森に戻りました。
そんな6月でしたが、13日に富士根南小学校、16日に富士宮東小学校の児童の皆さんが、環境教育として「まなびの森」を利用してくれました。また、14日には一般ボランティア、28日には三菱電機の皆さんによる下刈りボランティアが実施されました。
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しっとりした森での環境教育
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白い頭巾のように見えませんか?和名は「山法師」です。
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下草も綺麗になり、元気に育っているかな?
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サンショウバラの花。葉の形や棘がサンショウに似ていることが名前の由来です