自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活動についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお運びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副館長・管理人
沢田明宏
■11月管理人日記
例年より少し遅れているように思われた紅葉ですが、実際昨年より少しだけ遅く始まりました。今年は久し振りに色づきが良いように思われました。
中旬には例年より早く氷点下の朝が来ました。連日、朝の冷え込みが-3℃~-4℃に下がり、一気に冬が訪れた様でした。
今月は、23日に住友林業の 社員(その家族、知人)計38名が参加し、「まなびの森」入り口の人工林内で人工林の枝打ち、間伐のボランティア活動が実施されました。
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紅葉もこの頃が見ごろ? 3日撮影
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紅葉もそろそろ見納め? 10日撮影
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印象的なクサギ(臭木)の赤紫色のガクと青紫色の実
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社員ボランティア活動での一コマ (1) ロープによる引き倒し
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社員ボランティア活動での一コマ (2)
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一気に冬の装いに 11日撮影
■10月管理人日記
秋本番なのに秋晴れがいっこうに来ませんでした。中旬すぎになって、ようやく秋晴れの日が続くようになり、朝晩の冷え込みがやって来ました。月末には例年より少し遅い紅葉が始まりました。
今月は、4日に環境省、文部科学省主催による環境教育リーダー研修に参加の教員ならびに一般の方、計61名のみなさんが、「まなびの森」で研修を受けられました。
また同日、児童養護施設 福田会東京本院の11名の児童のみなさん、翌5日には、富士宮市立大富士小学校5年生150名の児童のみなさんをお迎えし、自然体験学習が実施されました。
さらに20日には、人工林の枝打ち、間伐の一般ボランティア活動が30名の参加により実施されました。前日夜は本格的な雨になり、開催が危ぶまれましたが、当日はからりと晴れ渡り、気持ちの良い天候の中でボランティアのみなさんが活動でき、安心しました。
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環境教育リーダー研修に参加のみなさん (1)
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富士宮市立大富士小学校5年生のみなさんの朝会の一コマ
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大富士小学校5年生のみなさんに記念植樹をしていただきました
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研修中の一コマ (2)
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研修中の一コマ (3)
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ホールアース・スタッフから鳥の説明を聞く児童養護施設 福田会東京本院のみなさん
■9月管理人日記
今月は、暑い日が続き、なかなか秋が来ない様でしたが、月末になりようやく気温が下がり始めました。9月6日には、台風9号が伊豆半島の東を通過し、“まなびの森”も平成8年の台風による被害以来、11年ぶりに風による被害が出ました。今回は、天然林の中にあるブナ・ケヤキ・カエデ等の木のうち、10本ほど幹の途中から折れてしまいました。あらためて、風の力を感じました。また今年はスズメバチの活動が活発で、フォレストアークにも巣を作りました。
今月の行事としては14日に住友連系の若手技術者の会である「大阪一水会(いっすいかい)若手研修会」の研修の一環として、会の皆さんによる下草刈りボランティアが実施されました。
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群生したキノコ--ただし採取は禁止されています
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大阪一水会のみなさんによる下草刈りの様子
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雲の間から顔をのぞかせた富士山をバックにして
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ツチアケビの赤い果実が、緑の中で際立っています
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幹から折れてしまった木の1つ(その1)
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幹から折れてしまった木の1つ(その2)