ニュースリリース(2010年)

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2010年12月17日

LCCM住宅の実現に向けた温暖化ガス削減技術提案を評価
国土交通省推進「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択

住友林業株式会社(社長:市川 晃、本社:東京都千代田区)は、国土交通省が推進する「住宅・建築物省CO2先導事業」において、この度、「戸建住宅の新築部門」における提案が「住宅・建築物省CO2先導事業」として平成22年12月1日付けにて採択されましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

 

1. 住友林業の「住宅・建築物省CO2先導事業」提案・採択のポイント
 

LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)の観点から、イニシャル(部材調達から建設時まで)でのCO2削減と、ランニング(居住時)でのCO2削減をバランスよく取り組むことで、部材調達から建設、居住、解体に至るまでに排出するCO2を削減する先導的な提案が評価され、採択されました。

 
 
戸建住宅の新築部門
提案事業名 サステナブルエナジーハウス(省CO2タイプ)
採択ポイント

・部材調達から建設過程でのCO2排出を植林による吸収でオフセット

熱帯の荒廃地に植林し、住宅で使用される主要構造材に関する木の伐採から建築施工までに排出されるCO2を植林による吸収でオフセット。

・主要構造材の国産材比率100%を実現

国産材カラマツ、檜、杉を使用し、主要構造材においては100%国産材を使用。日本の森林保全を推進し、CO2固定に寄与。

・バイオマス(木屑)燃料による木材乾燥

国産材の乾燥について、計画的にバイオマス燃料化100%を推進。製材業への波及を図る。

・物流中継センターの活用

全国27ヶ所に設置した中継センターにより資材配送を集約。従来の配送方法と比較して、配送回数が約1/3に減少。

・ランニングCO2排出をゼロにする省エネ対策

風・太陽・緑の自然エネルギーを活用するパッシブ設計や断熱性向上に、高効率設備の採用などの省エネ措置と太陽光発電による創エネ措置。

・居住者を省CO2型ライフスタイルへ誘導

エネルギー消費の見える化やオーナー参加型WEBサイトでの情報共有で、居住者のエコ行動を喚起。

   
2. 省CO2住宅に関する取り組みの背景
 

家庭やオフィスで排出されるCO2排出量が増加傾向にある中、住宅やオフィスビル等においても省CO2の対策が強く求められるようになっています。国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」とは、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進し、住宅・建築物の市場価値を高めるとともに、居住・生産環境の向上を図るため、実現性に優れたモデル事業の形で広く社会に提示し、技術の進展や普及を図ることを目的としています。省CO2の実現に向けてリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトの公募を平成20年度よりはじめており、モデル性、先導性が高いとして採択された提案については予算の範囲内で費用の一部を補助するという取り組みです。

   
3. 住宅展示場における省エネルギー・省CO2への取り組み
 

住友林業は、事業を通じて地球環境の保全へ取り組んでいます。住宅事業においては、全国の展示場・ショールームにて、平成20年10月から環境配慮型照明機器への切り替えを進め、また平日の展示場においては、日中には照明が不必要な居室などの消灯を実施。特に季節の変わり目には、展示場での空調機器の使用を控え、お客様に風・太陽・緑の自然エネルギーを活用する「涼温房」設計の効果を体感いただくなど、消費電力・CO2排出量の削減に努めています。さらに、今年10月からは自社で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を活用し、展示場の運営で使用する電気・ガスにより排出するCO2の全量を相殺することとし、事業所でも更なる環境配慮への取り組みを進めています。


以上
≪本件に関するお問い合せは、下記にお願いいたします。≫
住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 大屋・服部
TEL:03-3214-2270
FAX:03-3214-2272

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