新築マンションや建売住宅などは、既に建物が出来上がっている物件に対して契約を行いますが、注文住宅は建物の完成前に契約を行います。
ここで注意が必要なことは、注文住宅の場合、不動産会社や建築会社との建築請負契約が成立した時点で「手付金」、棟上げ等が終わった時点で「中間金」など、住宅ローンの融資が実行される前に、回数を分けて建築代金の支払いを要するケースがあることです。
その際、必要な資金が手元に無い場合の対応として、金融機関から一時的に借入を行う「つなぎ融資」という方法があります。
今回のコラムでは、この「つなぎ融資」について特徴や注意点などをお伝えいたします。