Vol.117
新しい家に住もう
T邸
素材の経年変化を楽しみながら
のんびりとくつろぐ
のんびりとくつろぐ
Tさんご夫婦が住まいの建て替えにあたって希望したのは「縁側のある家」。以前、同じ敷地内に建っていたお爺さまの家に縁側があり、楽しく過ごした思い出があったからです。そこで設計担当が提案したのが、玄関からLDKに進む廊下を兼ねた「広縁」、和室を一段高くすることで腰掛けることができるようにした「縁」、そして庭に設けた「濡れ縁」の、3つの縁のある住まい。また、和室を1階の中央に設けることで、空間を様々につないだり区切ったりすることができるようにしました。床のオークや天井のスギ、建具のヒノキなど素材も厳選。歳月とともに味わいを深めていく住まいです。